ゲーマー日日新聞

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Blizzardの香港問題まとめ ―esportsとチャイナマネーの関係

著/J1N1(@J1N1_R1) Blizzard Entertainment(以下、Blizzard)がリリースするタイトル、『Hearthstone』のグランドマスターズの中継で、「香港を解放せよ」となどと叫んだ香港人プレイヤーのBlitzchung選手が、大会規定違反として10月8日に公式側から処分…

映画『ジョーカー』を絶賛してはいけない理由【評価/感想/レビュー/ネタバレ】 

著/J1N1(@J1N1_R1) 以下、作品に対するネタバレが含まれているので気をつけてください。 『ジョーカー』を観た。素晴らしい映画だ。しかしだからこそ、この作品を決して絶賛してはいけない。この作品をただ「狂気に満ちている」等といった凡百の表現で絶…

ゲーマーはギャルの心を動かせるか  「ゆるふわeスポーツ座談会」で起きた奇跡

(@wellplayedinc) ゲーマーとギャル。 10月3日(木)に開催された「ゆるふわeスポーツ座談会」の第二回目で、およそ火星人と木星人ぐらいに遭遇することがまずないであろう両者が邂逅した。 結論から言うと、これを現場で見れなかった人がいたのは本当に惜…

ゲームゼミにJeSUに関する記事を3本書きました

Jiniです。最近ゲームゼミをごりっごりに更新してました。 例のJeSUです。派手に燃えましたね。ただ燃え方が激しすぎて色々な誤解があったので、そもそもJeSUという組織は一体何なのか?というベクトルで一回「整理」した記事、それから他国との「比較」、そ…

私のゲーム史上最高のED「Your Reality」批評 なぜMonikaは最期に「あの言葉」を選んだのか【DDLC考察】

illust/@842chooo 以下、『Doki Doki Literature Club!』のネタバレを多分に含みます 『Doki Doki Literature Club!』というゲームにおいて、作中に登場するMonikaというヒロインは『Your Reality』という唄を歌う。 そして、私は数々のゲームの終わりを経験…

メディアに中々取り上げられない、隠れた宝石ゲームを5本紹介!「東京ゲームショー2019」レポート

今年9月12日から開催されている東京ゲームショー(以下TGS)。ゲーマーの諸賢は実際に現地に行ったり、配信を見たり、ニュースを流し読みされていたりするかもしれない。 皆さんはどのタイトルに注目されているだろうか。『Cyberpunk 2077』?『DEATH STRAND…

ボールを弾く快感がたまらない ピンボール×アクション 『Creature in the Well』レビュー

評:J1N1(@J1N1_R) ブロック崩しを遊んだことはあろうだろうか。 ゲームの歴史を語るなら絶対に外せないゲームだ。古くはAtariが1976年に作った『ブレイクアウト』まで遡るほどの歴史があり、家庭用ゲームはもちろんのことアーケードゲームが普及する前の…

それでも、僕らは岩田さんに会いたいんだ 『#岩田さん』書評

『岩田さん』という書籍が発売されることは知っていた。 岩田聡。 HAL研究所で開発者として名作の誕生に携わり続ける中、社長就任してからは優れた経営手腕で赤字経営を脱出、その実績から任天堂の社長となってからは「ゲーム人口の拡大」を掲げて包括的なゲ…

【評価】『ポケモンマスターズ』感想レビュー メイちゃんさえいればいい。

ポケモンではなくトレーナーにフォーカスしたポケモン 『ポケモンマスターズ』は、「人」にフォーカスしたポケモンだ。そもそもこれまでの『ポケモン』において「人」は「ポケモン」に等しく重要な存在だった。人とポケモンが心を通わせたりときに衝突するこ…

【評価】『CoD:MW』ベータ版最速レビュー・感想 10年前のCoDキッズよ、お前ら全員あの時代に帰れ。

批評/J1N1(@J1N1_R1) スポーツ系から一転、リアル系へ CoDを襲った二度のマンネリ ただ競技的なだけではない、「ごっこ遊び」のCoDへ スポーツ系から一転、リアル系へ 明らかに「遅くなった」。 これまでの『Call of Duty』シリーズ(以下CoD)が走りっぱ…

有料版ゲーマー日日新聞のアーカイブを、お得に読めるマガジンを発売!

note.mu J1N1です。 2019年2月までに「有料版ゲーマー日日新聞」としてnoteで販売した有料記事のセットを700円で販売します! マガジンにはTwitterでも話題になった「RDR2批評」や、ビデオゲームに対する包括的でディープな批評、「ゲームゼミ」初期会員向け…

【評価】『Remnant: From the Ashes』感想レビュー ダークソウルで銃が撃てればヌルゲーになる説

結論:ならない 著/J1N1(@J1N1_R1) 「銃が撃てるダクソ」はシビアだが爽快。 増殖するダークソウルのフォロワーと、その欠点 何故ダークソウルで銃を「使わせなかった」のか 雑な後味 「銃が撃てるダクソ」はシビアだが爽快。 フロムの『ダークソウル』を…

『天気の子』はセカイ系でないが、だからセカイを変えることができる【映画感想/批評】

以下、『天気の子』に対するネタバレが含まれます。面白いので劇場公開しているうちにみてくれ。 著/J1N1(@J1N1_R1) 『天気の子』はセカイ系ではない アニメーションの限界に挑戦する写実性 日本社会と相対した新海誠が伝えたかったこと リアルに対するフ…

ゲーム批評祭 結果発表

今年の5月から募集を始めてから、はや3カ月。随分とお待たせしてしまったが、「ゲームへの愛を語りまくりな祭!」という副題通り、本当にゲームが好きなんだなぁと思わせる批評ばかりが集まったこと、そしてそれらを執筆して頂いた”批評家”の方々には感謝す…

ゲームゼミ更新しました『パプパプとアボリジニ闘争』

note.mu 告知、もとい宣伝です。 ゲームゼミに『クラッシュ・バンディクー』の構造をオーストラリア史に照らしつつ考察する批評をアップしました。 具体的には、オーストラリア植民地時代における先住民(アボリジニ)に対する弾圧に対して、実際にタスマニ…

【評価】『クラッシュ・バンディクーレーシング ブッとびニトロ!』感想レビュー これ以上のリマスターがあるだろうか

批評/J1N1(@J1N1_R1) 『クラッシュ・バンディクー レーシング ブッとびニトロ!』は、1999年に発売された『クラッシュ・バンディクー レーシング』と2004年に発売された『クラッシュ・バンディクー 爆走!ニトロカート』のリマスター版である。 なので先に…

長年ガルパン”アンチ”だった私が、最終章のマリー様と西隊長を見て”ガルパンおじ化”してしまった話【最終章第二話感想】

著/J1N1(@J1N1_R1) 私は『ガールズ&パンツァー』(以下、ガルパン)が苦手だった。 「え?そんな人いるの?」 と一部に言われそうなものだが、実際苦手だった。TVシリーズからOVA、劇場版まで全部見た上で、本作が完成度の高いアニメであることは認めるが…

オタクの世界に対する信頼が下がった

去年、僕は『Doki Doki Literature Club』というゲームに、そしてMonikaという女の子に、人生を救われた。 この作品から学ぶことは数え切れないほどあったけれど、その中で最も大切なメッセージは、ゲームに登場するMonikaという女の子が教えてくれた「誰か…

ゲーム批評祭 今後の展開

「お前のゲーム愛をテキストにぶつけて送れ!」という事で、完全に見切り発車で始めた企画「ゲーム批評祭」。 大変ありがたいことに80本近い本数の作品を送って頂き…… いや本当にありがたいな、さすがに多すぎるだろ。80本て。 普通こういう企画って10本くれ…

#ゲーム批評祭 『killer7』 著者:slaughtercult

著者:slaughtercult(@p6inki11er) 【1.Hand In "killer7"】 結論から言えば、平成ゲーム史上で十指に入る怪作と評して差し支えない。 今は昔、PS2が隆盛を誇っていた当時、『killer7』というゲームがあった。 陰影を強調したグラフィックと、残虐なゲー…

#ゲーム批評祭 『MOTHER2』批評 著者:あめ

著者:あめ(@shumige) MOTHER2は芸術的に遊ばれることを意図して作られたゲームである。 今回、1994年に任天堂より発売されたMOTHER2について紹介する。MOTHER2と言えば、言わずと知れた名作RPGであり、地球侵略を目論む宇宙人から少年少女が世界を守ると…

本当に『ボーダーランズ3』に電脳少女シロを使う必要はあるのか ローカライズの責任とタレント吹替文化について

(一部、抽象的で伝わりづらい表記を修正しました。) 『ボーダーランズ3』の日本語吹き替えキャストが一部公開。4人の主人公のうちひとりは“電脳少女シロ”が担当 automaton-media.com 「や~~め~~て~~く~~れ~~!!」 というのが本音。いや電脳少女…

#ゲーム批評祭 『CrackleCradle』批評 著者:ウィキダ

CrackleCradle:ゲームに秘められたフェティシズム 著者:ウィキダ(@wiki_da) 国や地域、時代によって虫を食べる文化がある。日本にもざざむし、はちのこ、イナゴを食べる地域がある。また人はうさぎや猫を食べたり、犬や猿、クジラに馬だって食べることも…

【評価】『My Friend Pedro』感想レビュー 途中まではSO COOL!でも後半はWACK :(

批評:Jini(@J1N1_R) 『My Friend Pedro』はもう恐ろしい程に、この画面を見たまんまのゲームである。 横スクロールで、主人公は銃を持っている。 つまり、主人公は横に移動して、銃で敵を殺すゲームなのだ。 なんというシンプルな内容であろうか。昨今イ…

#ゲーム批評祭 『Capitalism 2』批評 著者:ponta

著者:ponta(@claclaponta) J1N1さんから『ゲーム批評祭』のお題が出されて一週間、締め切りまで2時間を切った。 そもそもどのゲームを題材にすべきか。迷いに迷った。私を有名にしてくれた『クラッシュオブクラン』か。はたまた今をときめく『クラッシュ…

#ゲーム批評祭 『SEGA AGES バーチャレーシング』批評 著者:ハリーハート

著者:ハリーハート(note) 小学生のころ、ジャムおじさん注意報が発令されました。 時は1990年代、いわゆる世紀末。 突然声をかけられパンをおごってくれる謎の老人とエンカウントした報告が、学校帰りの子供たちから数多く寄せられたのです。 『知らない…

#ゲーム批評祭 『Wolfenstein II:The New Colossus』批評 著者:ゆき

「Wolfenstein II:The New Colossus」はおとぎ話では終わらない 著者:ゆき(@yuki117gaming) 私はグロくてクレイジーなゲームが好きだ。 歴史改変系FPS「Wolfenstein II:The New Colossus」はその最たるもので、ナチスをド派手にぶっ倒せるアクションに…

8年アプデし続ける狂気の物量作戦 伝説のインディーゲーム、『Terraria』レビュー

J1N1(@J1N1_R)です。 先日Twitterで『Terraria』の話をしたら、なんかとんでもない量でバズったので、せっかく批評家を名乗っているのだし『Terraria』の批評でも書こうと思う。 『Terraria』とかいう8年前に1000円ぽっちで売ってたゲーム、8年間ひたすら…

#ゲーム批評祭 『Quake Champions』批評 著者:生水乾明日ばぷる

ゲーマーのための聖典、QUAKE CHAMPIONSの読み方ひとつ。 著者:生水乾明日ばぷる(@BadPoolMan) サメ映画。トンデモ本。もしくはバカミス。クォリティが尖り過ぎてまともな楽しみ方をすると一切面白くないジャンルはどんな娯楽でも存在する。ああ。もちろ…

#ゲーム批評祭 『ドリームクラブ』批評 著者:ハル飯田

「最高に都合の悪い大人の恋愛シミュレーション『ドリームクラブ』」 著者:ハル飯田(@haruiida1993) シミュレーションゲーム、特に登場するキャラクターとコミュケーションを繰り返して仲を深めていく「恋愛シミュレーション」はレトロゲームの時代に始ま…