ゲーマー日日新聞

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ゲームレビュー

【評価】『The Outer Worlds』レビュー 遠い惑星でエイリアンやブラック企業と戦ったり騙したりするコメディSFRPG

著/J1N1(@J1N1_R1) 近い未来 はるかかなたの銀河系で・・・ あなたは漂流者で、壊れた宇宙船を修理するためのバッテリーを探しているとする。 そのバッテリーを求めて近場の街で聞き込みをすると、どうやらこの街を稼働させている電力設備のバッテリーが…

ボールを弾く快感がたまらない ピンボール×アクション 『Creature in the Well』レビュー

評:J1N1(@J1N1_R) ブロック崩しを遊んだことはあろうだろうか。 ゲームの歴史を語るなら絶対に外せないゲームだ。古くはAtariが1976年に作った『ブレイクアウト』まで遡るほどの歴史があり、家庭用ゲームはもちろんのことアーケードゲームが普及する前の…

#ゲーム批評祭 『killer7』 著者:slaughtercult

著者:slaughtercult(@p6inki11er) 【1.Hand In "killer7"】 結論から言えば、平成ゲーム史上で十指に入る怪作と評して差し支えない。 今は昔、PS2が隆盛を誇っていた当時、『killer7』というゲームがあった。 陰影を強調したグラフィックと、残虐なゲー…

#ゲーム批評祭 『MOTHER2』批評 著者:あめ

著者:あめ(@shumige) MOTHER2は芸術的に遊ばれることを意図して作られたゲームである。 今回、1994年に任天堂より発売されたMOTHER2について紹介する。MOTHER2と言えば、言わずと知れた名作RPGであり、地球侵略を目論む宇宙人から少年少女が世界を守ると…

#ゲーム批評祭 『CrackleCradle』批評 著者:ウィキダ

CrackleCradle:ゲームに秘められたフェティシズム 著者:ウィキダ(@wiki_da) 国や地域、時代によって虫を食べる文化がある。日本にもざざむし、はちのこ、イナゴを食べる地域がある。また人はうさぎや猫を食べたり、犬や猿、クジラに馬だって食べることも…

【評価】『My Friend Pedro』感想レビュー 途中まではSO COOL!でも後半はWACK :(

批評:Jini(@J1N1_R) 『My Friend Pedro』はもう恐ろしい程に、この画面を見たまんまのゲームである。 横スクロールで、主人公は銃を持っている。 つまり、主人公は横に移動して、銃で敵を殺すゲームなのだ。 なんというシンプルな内容であろうか。昨今イ…

#ゲーム批評祭 『Capitalism 2』批評 著者:ponta

著者:ponta(@claclaponta) J1N1さんから『ゲーム批評祭』のお題が出されて一週間、締め切りまで2時間を切った。 そもそもどのゲームを題材にすべきか。迷いに迷った。私を有名にしてくれた『クラッシュオブクラン』か。はたまた今をときめく『クラッシュ…

#ゲーム批評祭 『SEGA AGES バーチャレーシング』批評 著者:ハリーハート

著者:ハリーハート(note) 小学生のころ、ジャムおじさん注意報が発令されました。 時は1990年代、いわゆる世紀末。 突然声をかけられパンをおごってくれる謎の老人とエンカウントした報告が、学校帰りの子供たちから数多く寄せられたのです。 『知らない…

#ゲーム批評祭 『Wolfenstein II:The New Colossus』批評 著者:ゆき

「Wolfenstein II:The New Colossus」はおとぎ話では終わらない 著者:ゆき(@yuki117gaming) 私はグロくてクレイジーなゲームが好きだ。 歴史改変系FPS「Wolfenstein II:The New Colossus」はその最たるもので、ナチスをド派手にぶっ倒せるアクションに…

8年アプデし続ける狂気の物量作戦 伝説のインディーゲーム、『Terraria』レビュー

J1N1(@J1N1_R)です。 先日Twitterで『Terraria』の話をしたら、なんかとんでもない量でバズったので、せっかく批評家を名乗っているのだし『Terraria』の批評でも書こうと思う。 『Terraria』とかいう8年前に1000円ぽっちで売ってたゲーム、8年間ひたすら…

#ゲーム批評祭 『Quake Champions』批評 著者:生水乾明日ばぷる

ゲーマーのための聖典、QUAKE CHAMPIONSの読み方ひとつ。 著者:生水乾明日ばぷる(@BadPoolMan) サメ映画。トンデモ本。もしくはバカミス。クォリティが尖り過ぎてまともな楽しみ方をすると一切面白くないジャンルはどんな娯楽でも存在する。ああ。もちろ…

#ゲーム批評祭 『ドリームクラブ』批評 著者:ハル飯田

「最高に都合の悪い大人の恋愛シミュレーション『ドリームクラブ』」 著者:ハル飯田(@haruiida1993) シミュレーションゲーム、特に登場するキャラクターとコミュケーションを繰り返して仲を深めていく「恋愛シミュレーション」はレトロゲームの時代に始ま…

#ゲーム批評祭 『アイドル八犬伝』批評 著者:冨島 宏樹

#ゲーム批評祭の第三弾。 冨島 宏樹さん(@Tomishima_h)による『アイドル八犬伝』の批評です。 冨島 宏樹『世界最強のゲーム主題歌とは「きみはホエホエむすめ」である』 「最も素晴らしいゲーム主題歌とは何か?」 そう問われたなら、筆者は『アイドル八犬…

#ゲーム批評祭 『クラッシュ・バンディクー2』批評 著者:週末リキオ

先日から公開を開始した #ゲーム批評祭 優秀作品! 第二弾は週末リキオさん(@anthracene1410)の、『クラッシュ・バンディクー2』の批評です。 赤ダイヤのY座標から滲み出るズッコケ感 週末リキオ 才色兼備、クラスで人気者の彼女が、実は重度の赤面症。 優…

#ゲーム批評祭 『Battlefield 1942』批評 著者:DENPA IS CRAZY

著者:DENPA IS CRAZY (Twitter:@denpa_is_crazy) 「敵の潜水艦を発見!」、「駄目だ!」 第二次世界大戦を舞台にしたFPS「Battlefield 1942」の数々の戦場で幾度となく繰り返されてきたやり取りであり、同作のファンにとっては合言葉でもある。 第二次世…

【評価/感想/レビュー】なぜ『JUDGE EYES:死神の遺言』でキムタクがエスカレーターを逆走するだけで感動するのか

『JUDGE EYES』とはどういうゲームか? キムタクがかっこいいゲームです。 キムタクがカンフーするゲームです。 キムタクがエスカレーターを逆走するゲームです。 要はキムタクで遊べるゲームです。 と、これで終わっても仕方ないので、何故このゲームでキム…

世界で「時オカ」並に評価される傑作『Half-Life』が実現した、究極の没入感を実現する4つのストーリー手法

昨今では日本でも本格的にビデオゲームの研究が進んでいる。 グラフィック、ゲームデザイン、UI、様々な点から過去の作品が発掘され、評価されてきた。 中でも、個人的にもっと焦点を当てるべきと考えているのが、ビデオゲームとストーリーの関係性である。 …

【評価】『Fallout 76』感想レビュー コミュ力が試される無人のカントリーロード

時代の流行を抑えに来た『Fallout 76』 どんな世界にも流行というものがある。 今年の冬はグレンチェックのアウターをよく見るよねとか、今年の紅白はやっぱりDA PUMPと米津玄師が印象的だったよねとか、それぞれ流行、モード、シーン、何にせよ、何かしらの…

【評価】『my child: lebensborn』感想レビュー 遥か北欧の暴力

レーベンスボルン(ドイツ語: Lebensborn)は、ナチ親衛隊(SS)がドイツ民族の人口増加と「純血性」の確保を目的として設立した女性福祉施設。一般的に「生命の泉」または「生命の泉協会」と翻訳されることが多い。ユダヤ人絶滅のために強制収容所と対照を…

【評価】『レッド・デッド・リデンプション2』『RDR2』感想レビュー 死せる洋ゲーの夢と狂気

ストーリーのネタバレ(チュートリアル以降)はありません。 この世界はあなたを楽しませない 8年。前作『レッド・デッド・リデンプション』が発売され魅了された時から私が待ち続けた時間だ。もちろん、私はこの作品にとても期待していた。本心から。 実際…

【評価】『Firewatch』感想レビュー クラシック、ミステリー、実存主義

ビデオゲームが忘れつつあったテキスト ビデオゲームの起源の一つは、ごく限られた技術水準でも実現可能で、かつビデオゲームならではのアプローチを可能としたテキストアドベンチャーであった。 だが、ある地点を持ってテキストベースの文化は、技術水準の…

【評価】日本中で中毒者を続出させた『ダンジョンメーカー』の魅力と課題を考えてみる【感想/レビュー】

現状Appstoreゲームランキングの上位に君臨し続けている「女王」こと、『ダンジョンメーカー』。 基本的なルールは、ダンジョンを作り、罠やモンスターを配置して、迫り来る勇士たちを撃退し、報酬としてランダムに得られる罠やモンスターを選択し、更にダン…

仕事にするレベルで『PUBG』にハマった人に、その魅力を語ってもらった件

現代では、ゲームで生計を立てたり自分のキャリアとする人が増えている。 圧倒的な実力で試合に勝つ人、独自のノウハウで彼らをサポートする人、ストリーミング等でファンの人気を集める人。彼らは誰よりゲームを遊び、ゲームを愛し、ゲームを理解しているの…

【評価】PS4『Detroit Become Human/デトロイト』のクリア後感想レビュー【ネタバレなし】

ネタバレはありません 20年後にようこそ 『Detroit Become Human』(以下『デトロイト』)は、これから20年後に人間とほぼ同じ機能が搭載されたアンドロイドが実用されたらどうなるか、という世界を描いたアドンベンチャーゲームだ。 また、本作は3人の主人…

【評価】『Frostpunk』の感想レビュー お前は誰を切り捨てる?本当の正義を考えさせる傑作ストラテジー

本稿には僅かなネタバレとなりうる記述があります。 また大変ショッキングな記述もあるので、子供や精神の弱い方は読まないでください。 www.youtube.com 人は城、人は石垣、人は堀? 最初は人間こそ最高の資源なのだが やがてプレイヤーは「聖抜」を始める …

【評価】『ゴッド・オブ・ウォー』レビュー 我々が求めるのは父親クレイトスか戦神クレイトスか【GoW】

要旨: 新たに生まれ変わった『GOW』は現代らしいエンタメ性重視のゲームプレイを土台に、揺れ動く親子の絆を極めてディープに掘り下げながら描写したが、一方で従来のケレン味は失われ戦闘は中途半端なモノに。老神クレイトスの精神にどこまで同調できるか…

『ファークライ5』ストーリー考察 現代社会における「我々対彼ら」

『ファークライ5』 に関するネタバレがあります。最後の余談には『Bioshock:Infinite』のネタバレもあります。ご注意ください。 『ファークライ5』をクリアした。フレンドとだらだらCOOPで15時間前後。今回はヘリや飛行機のようなビークルが充実していて、CO…

ゲーム史に残すべき『CoD』最高のキャンペーンを決めるランキングTOP10

『Call of Duty』とは戦争をテーマとしたFPSシリーズだ。 2003年から14年、ほぼ毎年新作を発売し続けている本シリーズは、『BO3』時点でシリーズ累計2億5000万本を発売。世界中のFPSファンを沸かせている長大シリーズと言えるだろう。 そして元よりシングル…

『TitanFall2』というFPSの未来を救ったゲームの話をしよう

私は多くのシングルプレイFPSをプレイしてきたが、最近「停滞しているな」と感じていた。一部素晴らしい名作があるものの、全体として見ればゲームプレイに進歩がないのだ。何がどう変わろうが、結局はカバーに隠れてアサルトライフルを撃つゲームである。*1…

痛くて苦しい最悪なRPG『LISA the painful』が最高なので紹介させてくれ

昨年こういうゲームが流行りました。 『Getting Over It with Bennett Foddy』 所謂『ツボ』です。クソ難しい上に、少しのミスで全て台無しになる賽の河原ぶりが最初はマゾヒストに、やがてストリーマーやyoutuberが食いつき、彼らが苦しみ悔やむ表情を見て…