ゲームレビュー
著/J1N1(@J1N1_R1) 近い未来 はるかかなたの銀河系で・・・ あなたは漂流者で、壊れた宇宙船を修理するためのバッテリーを探しているとする。 そのバッテリーを求めて近場の街で聞き込みをすると、どうやらこの街を稼働させている電力設備のバッテリーが…
評:J1N1(@J1N1_R) ブロック崩しを遊んだことはあろうだろうか。 ゲームの歴史を語るなら絶対に外せないゲームだ。古くはAtariが1976年に作った『ブレイクアウト』まで遡るほどの歴史があり、家庭用ゲームはもちろんのことアーケードゲームが普及する前の…
ポケモンではなくトレーナーにフォーカスしたポケモン 『ポケモンマスターズ』は、「人」にフォーカスしたポケモンだ。そもそもこれまでの『ポケモン』において「人」は「ポケモン」に等しく重要な存在だった。人とポケモンが心を通わせたりときに衝突するこ…
批評/J1N1(@J1N1_R1) スポーツ系から一転、リアル系へ CoDを襲った二度のマンネリ ただ競技的なだけではない、「ごっこ遊び」のCoDへ スポーツ系から一転、リアル系へ 明らかに「遅くなった」。 これまでの『Call of Duty』シリーズ(以下CoD)が走りっぱ…
結論:ならない 著/J1N1(@J1N1_R1) 「銃が撃てるダクソ」はシビアだが爽快。 増殖するダークソウルのフォロワーと、その欠点 何故ダークソウルで銃を「使わせなかった」のか 雑な後味 「銃が撃てるダクソ」はシビアだが爽快。 フロムの『ダークソウル』を…
批評/J1N1(@J1N1_R1) 『クラッシュ・バンディクー レーシング ブッとびニトロ!』は、1999年に発売された『クラッシュ・バンディクー レーシング』と2004年に発売された『クラッシュ・バンディクー 爆走!ニトロカート』のリマスター版である。 なので先に…
著者:slaughtercult(@p6inki11er) 【1.Hand In "killer7"】 結論から言えば、平成ゲーム史上で十指に入る怪作と評して差し支えない。 今は昔、PS2が隆盛を誇っていた当時、『killer7』というゲームがあった。 陰影を強調したグラフィックと、残虐なゲー…
著者:あめ(@shumige) MOTHER2は芸術的に遊ばれることを意図して作られたゲームである。 今回、1994年に任天堂より発売されたMOTHER2について紹介する。MOTHER2と言えば、言わずと知れた名作RPGであり、地球侵略を目論む宇宙人から少年少女が世界を守ると…
CrackleCradle:ゲームに秘められたフェティシズム 著者:ウィキダ(@wiki_da) 国や地域、時代によって虫を食べる文化がある。日本にもざざむし、はちのこ、イナゴを食べる地域がある。また人はうさぎや猫を食べたり、犬や猿、クジラに馬だって食べることも…
批評:Jini(@J1N1_R) 『My Friend Pedro』はもう恐ろしい程に、この画面を見たまんまのゲームである。 横スクロールで、主人公は銃を持っている。 つまり、主人公は横に移動して、銃で敵を殺すゲームなのだ。 なんというシンプルな内容であろうか。昨今イ…
著者:ponta(@claclaponta) J1N1さんから『ゲーム批評祭』のお題が出されて一週間、締め切りまで2時間を切った。 そもそもどのゲームを題材にすべきか。迷いに迷った。私を有名にしてくれた『クラッシュオブクラン』か。はたまた今をときめく『クラッシュ…
著者:ハリーハート(note) 小学生のころ、ジャムおじさん注意報が発令されました。 時は1990年代、いわゆる世紀末。 突然声をかけられパンをおごってくれる謎の老人とエンカウントした報告が、学校帰りの子供たちから数多く寄せられたのです。 『知らない…
「Wolfenstein II:The New Colossus」はおとぎ話では終わらない 著者:ゆき(@yuki117gaming) 私はグロくてクレイジーなゲームが好きだ。 歴史改変系FPS「Wolfenstein II:The New Colossus」はその最たるもので、ナチスをド派手にぶっ倒せるアクションに…
J1N1(@J1N1_R)です。 先日Twitterで『Terraria』の話をしたら、なんかとんでもない量でバズったので、せっかく批評家を名乗っているのだし『Terraria』の批評でも書こうと思う。 『Terraria』とかいう8年前に1000円ぽっちで売ってたゲーム、8年間ひたすら…
ゲーマーのための聖典、QUAKE CHAMPIONSの読み方ひとつ。 著者:生水乾明日ばぷる(@BadPoolMan) サメ映画。トンデモ本。もしくはバカミス。クォリティが尖り過ぎてまともな楽しみ方をすると一切面白くないジャンルはどんな娯楽でも存在する。ああ。もちろ…
「最高に都合の悪い大人の恋愛シミュレーション『ドリームクラブ』」 著者:ハル飯田(@haruiida1993) シミュレーションゲーム、特に登場するキャラクターとコミュケーションを繰り返して仲を深めていく「恋愛シミュレーション」はレトロゲームの時代に始ま…
#ゲーム批評祭の第三弾。 冨島 宏樹さん(@Tomishima_h)による『アイドル八犬伝』の批評です。 冨島 宏樹『世界最強のゲーム主題歌とは「きみはホエホエむすめ」である』 「最も素晴らしいゲーム主題歌とは何か?」 そう問われたなら、筆者は『アイドル八犬…
先日から公開を開始した #ゲーム批評祭 優秀作品! 第二弾は週末リキオさん(@anthracene1410)の、『クラッシュ・バンディクー2』の批評です。 赤ダイヤのY座標から滲み出るズッコケ感 週末リキオ 才色兼備、クラスで人気者の彼女が、実は重度の赤面症。 優…
著者:DENPA IS CRAZY (Twitter:@denpa_is_crazy) 「敵の潜水艦を発見!」、「駄目だ!」 第二次世界大戦を舞台にしたFPS「Battlefield 1942」の数々の戦場で幾度となく繰り返されてきたやり取りであり、同作のファンにとっては合言葉でもある。 第二次世…
絶望の暗黒中世を生き延びろ これがフランス産おねショタだ!!! 美が宿っていない細部 『A Plague Tale: Innocence』はパクリだらけだった!? 注:日本語削除について 絶望の暗黒中世を生き延びろ 『A Plague Tale: Innocence』は中世フランスを舞台にし…
突然ですが、ここでテストをします。ここに書かれた質問に同意した場合、「○」と脳内にご記入ください。 準備はよろしいでしょうか?では始めます。 1.ありふれたゲームデザインにはワクワクしない。 2.というか、もうオープンワールドは飽きた。 3.トレイラ…
ゲーム『World War Z』は、『Left 4 Dead』のパクリである。 いや、ゲームとは大なり小なり偉大なる先輩作品に影響を受けるものだ。『World War Z』(以下『WWZ』)をパブリッシングしたEpic Gamesの『Fortnite』は『PUBG』の影響を受けて、そのまんまのバト…
フロムソフトウェアというゲーム会社は10年前まで、いいとこ「マニアックな偏屈ゲーム企業」という一般的なゲーマーの間では位置づけだったと思う。 『アーマードコア』の完成度はロボットゲームの頂点に到達していたし、『キングスフィールド』の意欲性は広…
『DOOM』、『Painkiller』、『Darksiders』、『ベヨネッタ』、『Brutal Legend』、そしてこの『デビルメイクライ』(以下『DMC』)。 バイオレンスなビデオゲームは大抵悪魔が大好きだ。それは悪魔が無条件に暴力を振るうサンドバックとして適任だからという…
電ファミさんのところでDFM所属Evi選手へのインタビューを掲載しました。 news.denfaminicogamer.jp 弊紙では100本以上のゲームを批評していますが、実を言うと「批評できなかった」ゲームは何本かあります。上質であり、難解であり、複雑。 いくら頭を捻っ…
アルチョムの冒険譚 『Metro: Exodus』は核戦争によって崩壊したロシアで、盗賊やミュータントと戦いつつ、その報酬が幼女の笑顔だけという世紀末FPSだ。 ロシアの作家、ドミトリー・グルホフスキーがウェブに公開した小説『Metro 2033』。これを原作として…
ハック&スラッシュ、それは醤油豚骨ラーメン 「ハクスラ・シューター系」の発展と課題 世界最速のハクスラへようこそ 作り込みは浅い……だが BioWareへの「Anthem(賛美歌)」として ハック&スラッシュ、それは醤油豚骨ラーメン 『Diablo』シリーズなど、敵…
自分は色々な対戦ゲームをプレイしてきたが、その都度開発スタッフの心境に、身勝手ながら同情することがある。 ゲームを作ることは、言うまでもなく大変な困難を伴う作業である。人材も、予算も、期間も、それはもう膨大なリソースを注ぎ込んで作られるもの…
『キングダムハーツ』が13年も待望された理由 長かった。あまりにも長かった。 2002年、『キングダムハーツ』発売。 2005年、『キングダムハーツⅡ』発売。 それから、13年待ってようやく2019年1月に発売されたのが今回紹介する『キングダム ハーツIII』(以…
空を飛んでるだけで楽しいゲーム あのゲームのことか ああ 知っている 話せば長い そう古い話だ 知ってるか? ゲームは3つに分けられる 新しさを求める奴 クラシックに生きる奴 流行を読める奴 この3つだ あいつはーーー 『エースコンバット7』はバンダイナ…