ゲーマー日日新聞

ゲームという文化を、レビュー、攻略、考察、オピニオン、産業論、海外記事の翻訳など、複数の視点で考えるブログ。

【これ】Steamで買う際に便利な5つのサイト【買い?】

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さて、我々ゲーマーの間で、共通する一つの悩みがある。

それは「○○ってゲーム買うべき?」という素朴な疑問である。

これは安価でゲームを購入できる、PCゲーム業界において顕著であり、

クリスマスや夏休み等で、「激安セール」が乱発される季節では、この質問がTwitterだの2chだのに溢れかえる様は、もはや風物詩と言えよう。

そこで今日は、「○○って買うべき?」という疑問に、真摯に向き合い、本当に必要なゲームを知れる手段を5つ紹介しよう。


Youtube

 

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当たり前と言えば当たり前だが、「ゲームの魅力」を最も手軽に知ろうと思えば、Youtubeを探すのが最も手っ取り早い。

そもそも、ゲーム文化というのは映像の世界から発展しているのであって、当然ながら動画投稿サイトとの相性も抜群だ。

また、個人的には実況のないシンプルな動画をオススメしたい。

何故なら、実況のない動画は、その分「ゲームプレイ」だけで面白さを伝えようと努力する必要に駆られるので、より無駄のないスマートな動画が多いからだ。

(リンク)

https://www.youtube.com/

 

 

 


Metacritic

 

 

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ユーザーと企業がそれぞれスコアと短文で各作品を評価するサイト、それがMetacriticだ。

コアなゲーマーには、その安易なスコアシステムから不評を受けているサイトだが、むしろ本サイトの醍醐味は短文にある。

Amazonのレビューほど安易ではなく、ブログのレビューほどガッツリしたものでもない、純粋に購入の動機を支える上で、これ以上役に立つものはないと思う。

特に、企業側の手堅いレビューと、ユーザー側のエモーショナルなレビューを比較するのも面白い。

単に数字を追えば役に立たないサイトだろうが、

「企業」と「ユーザー」、「批判」と「肯定」、「レビュー数の少ない佳作」と「レビュー数の多い大作」等など… 少しの寛容な精神があれば、本サイトから有益な情報は、これらのマトリクスからいくらでも得られるだろう。


http://www.metacritic.com/

 


Steamのストアページ

 

 

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冷静に考えると、実はSteamこそ最も効率的な宣伝サイトではないだろうか。

2~3の動画と、10枚以上のスクリーンショット、開発者の推す見どころ、Metasticのスコア、言語やハードなどの要求仕様などなど… (当然価格も)

およそ、ゲーマーがゲームを購入する際に必要となるであろう情報が、この一つのページに無駄なく集約されているのだから。

多くのゲーマーはSteamのストアページを、ゲームをポチる際の玄関口か、或いは苦々しい宣伝ページと認識しているかもしれないが、

むしろ何より合理的な「ゲーマー向け情報サイト」は、このストアページだと思うのだ。

それに、待望のSNS機能も追加されたのも捨てがたい。(最も、現状ではゲハブログ以下の質だが)


http://store.steampowered.com/?l=japanese

 

 


ProSteamer 氏

 

 

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「これ、いわゆる「おま値」なんじゃないか…?」「もうちょっと待ったら75%OFF来るんじゃないか…?」

こんな疑惑は、多くのゲーマーが抱いたことだろう。誰だって必要以上のお金を払わされるのは悔しい。

ゲームをポチるかどうかの判断は、どんなにゲームの情報が集まろうと、結局は自分の欲望と価格の妥当性、つまりゲーマーの財布の紐次第なわけである。

その点、この『ProSteamer』氏は素晴らしいサイトだ。現状のセール価格に加え、今までのセール中に起きた価格の変動を全て記録している。

つまり、これで「現時点のセールがどれだけお得なのか」「今までのセールから、次のセールで更に値引かれるか」を予測することが出来るのだ。

どうせ「積みゲー」という愚行を犯してしまうなら、せめて財布を極力痛めずにおきたいという、屈強なSteamerなら必見のサイトである。


 

 


ヨソミゲーマー 氏

 

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Steamに登録した自分のウィッシュリストを、効率よく埋めるには『ヨソミゲーマー』氏が頼りになる相棒となるだろう。

本サイトは1年半以上に渡って、『Steam』は当然として、『GamersGate』や『GreenManGaming』といった、ダウンロード販売サイトのセール情報を収集しているサイトである。

更に、最近ではBundleサイトのセール情報まで掲載されるようになり、ますますゲーマー達の食費をすり減らすことに成功しているようだ。

真面目な話、Bundleサイトは近年流行のIndie系ゲームを集めるのに、最も手っ取り早い方法であるし、

稀にEAやTHQといった大型パブリッシャーのゲームまで、5本を5ドルで購入できたりする。

Steamをチェックするだけでは、中々手に入れることのない作品まで、本サイトの情報を頼りに安価で購入出来るのである。


http://yosomigamer.blog.fc2.com/



 




番外編


Twitter/2ch

 

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実は、「○○って買うべき?」と尋ねる上で、最もオススメできないサイトである。

何故なら、現代日本のSNSというのは、ある種の「内輪ノリ」を楽しむ、ひいてはコミュニケーションを楽しむ場として認知されており、

当然ながらそこでは暗黙の了解とも言える独特のミームが築かれているからだ。

要するに「『Bioshock』というのは暗黙の内に神ゲーと認知され、『FUEL』は暗黙の内にネタゲーと認知されている」、「内輪ノリ」のことである。



SNSの恐ろしいのは、最初は「内輪ノリ」を楽しむことを目的として、こういった偏見とも取られかねない認識を共有するうちはまだいいが、

それが長きにわたって伝聞されるうちに、それが「全員が当然ながらに肯定する事実」として当事者が錯覚し、当事者の間で「内輪ノリ」がいつの間にか「信念」に変換されてしまうことが、問題なのだ。

以前「Steamを楽しみつつ、Originを叩くのは何故」という記事を書いたが、アレはその典型例と言えよう。

「内輪ノリ」が「明瞭たる事実」に変わってしまうのは、「ソクラテスの弁明」から続く、民主主義社会の致命的な欠点である。



だから、「Twitterでオススメされた『Bioshock』を遊んだけど大して面白くなかった」という事実に、「『Bioshock』は神ゲー」という内輪ノリが当てられると、ゲーマーはしばしば混乱するか、或いはあっさり内輪ノリに屈してしまう。

要するに「ゲームを楽しむ」ことと、「SNSでコミュニケーションを楽しむ」ことは、矛盾することが多い。

結局、SNSで「○○って買い?」と聞くのはリスクが高く、また遊んだ上で感想を交換する上でも、一定の注意と自覚を要するのだ。

(私はTwitterが無価値だと言ってるのでなく、ゲームとは別の、「内輪ノリ」を含めたコミュニケーションを楽しむ、別の趣味と考えれば有用だと思う。)

(個人的にBioshcokはオススメ。ただし、SNSでは「Bioshockが良作」という感想が、根拠のないまま一般的見解へと飛躍してるのが、未プレイのゲーマーにとって不利益ということ。)