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ゲーマー日日新聞

ゲームという文化を、レビュー、攻略、考察、オピニオン、産業論、海外記事の翻訳など、複数の視点で考えるブログ。

初心者がAVAを始めるべき5つの理由【新兵キャンペーン】

ゲームレビュー

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ちょくちょく遊んでる、『Alliance of Valiant Arms』(以下AVA)が面白い。

そこで本作のレビューを書こうと思っていた時に、ちょうど今から始めるといくらか強力な永久武器がもらえる新規登録キャンペーンをやっていたので、さっそく本作を宣伝しておこう。

 


『AVA』は韓国製の無料FPS。爆破モードメインの『Counter Strike』を踏襲した作品である。

華々しいシングルを抱える新作に事欠かないが、マルチプレー市場では閑古鳥が鳴いている、昨今のFPS界隈。

今日は、その中で「アツいFPS」を求めるゲーマーたちに、『AVA』を紹介しよう。

 

  • 目次:
    1,撃ち合いがアツい!
    2,連携を取りやすい!
    3,人が多い!
    4,ファンコミュニティが手厚い!
    5,コンテンツが多い!
    6,『AVA』の欠点

 

 


1,撃ち合いがアツい!

 

 

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『AVA』はCSクローンだけあって、銃撃戦にはかなり力を入れている。

ほとんどの銃はフルオートではろくに命中せず、

タップ、バースト、決め打ち、引き撃ちといった、様々なテクニックを駆使して戦わねばならないのだ。

それだけ銃撃戦において実力の差が生まれやすいために、自分のエイム力を存分に発揮する事ができるのである。



それだけではない。本作では特に「銃の性格」が強調される。

つまり、銃にはそれぞれ異なる特徴があり、基本的なAIM力に加え、更に銃の性格まで抑えて、やっと撃ち勝てるようになることだ。

例えば、本作の「M4A1」の場合、3点バーストでかなりまとまるが、レティクルの締りが早いため、ほとんどタップのような感覚でバースト撃ちするのが基本になる。

一方で、「AK47」の場合、4~5点までまとまるが、レティクルの締りは遅いため、バーストの間隔を多めにとる必要がある。しかし、反動はこちらが素直というメリットがある。

用いる銃によって、プレイヤーの個性が生まれる。この点により、「FPS」の基本的なシューターとしての面白さを、思い出させてくれるだろう。



こう言うと、初心者は「難しそうなゲームだ」と警戒するだろうが、『AVA』には様々な「段階」が設けられ、初心者同士がマッチング出来るように作られているし、

最近の『AVA』では、初心者向けの癖の少ない銃が主流になっているので(それでも性格による差別化は残っている)、慣れさえすれば、すぐに銃の性格の違いを楽しめるようになるだろう。



2,連携を取りやすい!

 

 

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『AVA』の特徴的なシステムとして、「かなり高性能なミニマップ」が存在する。

プレイヤーは、いつでもTabキーで、マップの全容を確認し、更に味方がどの位置を守っているかも、ひと目で把握出来る。

更に、味方が銃撃を受けた時は、味方のマークが点滅したり、敵兵の位置が一瞬だけ映ったりする。

これにより、襲撃されている味方を援護したり、敵兵の裏を突いたりするなど、VCなしでも味方と十分連携することが出来、

気楽に見知らぬプレイヤーとの、熟考した自分の立ち回りで挑戦することができる。



しかし、便利なミニマップという点では、銃撃する敵をひと目で確認できる、『CoD』のミニマップもあるではないか。と思うかもしれない。

確かに、『CoD』のミニマップは便利すぎるほど便利だが、それは「自分の立ち回り」を強化するもので、「連携ある立ち回り」を強化するわけではない。

CoD』と『AVA』の違いは、そのミニマップを活用するために、視界を妨げる必要があるかどうかだ。

『AVA』においては、Tabキーを押している間は、視界の大半をミニマップに妨げられ、銃撃することは出来ないし、Tabキーで拡大しないと情報の大半は映らない。

そこで、『AVA』では立ち回りを考える際に、Tabキーを押すことによる隙を、味方にカバーしてもらうか、後方で立ち止まるかして、回避せねばならない。

よって、『AVA』のミニマップは強力だが、タイムラグやリスクとのトレードオフで成立するため、この駆け引きも醍醐味の一つなのだ。

(余談だが、この「索敵と射撃のトレードオフ」は、『Blacklight: Retribution』を思い出す)



3,人が多い!

 

 

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身も蓋もない話だが、『AVA』最大の魅力は何と言ってもその人口だ。

正直言って、近年ではマルチプレイFPSは衰退しており、多くのFPSではプレイすら満足に出来ないでいる。

仮に人がいても、上級者が幅を利かせて初心者が楽しめなかったり、逆にクラン戦を出来る程の人材が枯渇していたりと、自分の実力に合った対戦は困難である。



『AVA』の優れている点は、「初心者用チャンネル(低階級・低SDチャンネル)」「ラウンドチャンネル」「クランチャンネル」と、実力毎にマッチングが誘導される他、

それぞれが活気を帯びる程に、人口が多いことである。

特にクラン戦においても、実績に応じて「緑<銅<銀<金<プラチナ」の順にクランは分類され、実力に見合ったマッチングを自動で行ってくれるのは、本当に素晴らしい。

これは、『StarCraft 2』や『StreetFighter 4』といったRTS格闘ゲームで実装されていたシステムだが、これをFPSで実現させているのは『AVA』くらいではないだろうか。



4,ファンコミュニティが手厚い!

 

 

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「3,人が多い!」に関係することだが、ファンコミュニティが厚いおかげで、ゲームをプレイせずとも楽しめる点も『AVA』の美点だ。

まず、『AVA』のクラン戦が充実しているのは前述した通りだが、その頂点に登り詰めた者達、「ランカークラン」なるクランが存在する。

彼らは、オンラインのクラン戦おいて様々な実績を収め、更にオフライン大会に出場できた猛者たちであり、更に一部のクランは韓国の世界大会に出場することも許されるのだ。

彼らの立ち回りや、武器の選択は、クランによってそれぞれ異なり、クラン毎の「強打者」のような看板選手も存在し、彼らの戦いを観戦するだけでも『AVA』を楽しむ事はできる。

この様々な楽しみ方を許す多様性こそ、ゲームの持つ本来の「競技性」の髄と言えよう。



それに加え、様々な検証ブログや、個人による配信など、よりミクロな視点でのファンコミュニティも手厚い。

グレネードの投げ方、武器のおすすめカスタム、武器の威力など、初心者にとっても有用な情報を、随時手に入れることが出来るのは大きいだろう。



5,コンテンツが多い!

 

 

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『AVA』は、サービスを開始して既に7年が経っている。

その間、積み重ねられたアップデートにより、様々なマップや武器が追加され、それと同時に、不人気だったコンテンツは削除されていった。

故に、本作に残ったマップは、プレイヤーに愛され続けた良質なマップが多く、それらで上質な対戦を楽しめるのも、本作のウリだろう。



一方で、私は1年おきに新作が発表される、最近のFPSがあまり好きではない。

何故なら、新作である旨を強調するために、それまでに蓄積した要素を一部削除し、不要とも思える要素まで追加せねばならないからだ。

去年発売された『COD: Ghost』は最たる例と言えよう。前作までで人気だったマップや武器も、「使い回しである」という批判を回避するために、連続で登用するのは難しい。

従って、この手の販売形態では、せっかくユーザーによって築き上げられた戦術やバランスといったノウハウを、みすみす放棄することになってしまうのである。

『AVA』においても、酷い性能の武器やマップが発表されたが、その都度ユーザーの反応を真摯に受け止め、玉石混交のコンテンツから優れたものだけを抽出することで、上質な対戦ツールに成長したのだ。



6,『AVA』の欠点

 

 

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しかし、こういった『AVA』とて不満がないわけではない。

まず、課金武器が競技性を損なっている。

特に、本作は武器の性格が強調されているので、課金のみでしか得られない武器を、他の武器で代用することは難しい。

先述した、「人口」「コンテンツ」「コミュニティ」を維持するには膨大な時間と、相応の開発費が必要になる以上、「課金」は欠かせないだろうが、それでも『AVA』の大きな欠点なのは事実だ。



また、プレイヤーのマナーが悪いのも惜しい。

厳密には、マナーが悪いのはどのFPSでも同じなのだが、『AVA』の場合はなまじ「コミュニティ」や「クラン」に力を入れているため、否が応でも他人と会話する機会が増えるのである。

その点、『COD』は基本的に個人プレーであるし、「テキストチャットをオフにする」なんていう、画期的なオプションがあったのだが、あれを『AVA』に導入してくれないだろうか。

総論

いずれにせよ、『AVA』は優れたゲームである。

一部の欠点に目を瞑れば、「撃ち合い」「連携システム」「コミュニティ」「コンテンツ量」「マッチング」と、

あらゆるFPSで必要とされ、同時に欠けていた抜本的な「競技性」が、『AVA』には備わっているからだ。

せっかくの機会だ。登録は無料であるから、軽く試してみてはどうだろうか。