ゲーマー日日新聞

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新作『Evolve』を攻略!オススメ立ち回りからクラスまで解説!

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傑作『Left 4 Dead』を生み出した、Turtle Rock Studioの新作、『Evolve』のαテストがついに始まった。

本作は、4人のハンター側と1匹のモンスター側に分かれて戦う、戦略性と連携を強く問われるFPSだ。

しかし、普通のFPSとは何から何まで異なるので、「どう立ち回ればいいのかわからず倒されてしまう」という方も多いのではないだろうか。

今日は、そんな『Evolve』の初歩的な立ち回り方について解説していこう。

(本稿は、製品発売後でも通じるように、ゲームの基礎的な立ち回りについて述べた。それでも、製品版で調整された場合、いくらか齟齬が生ずる点についてご了承願いたい。)


目次

  • ゲームの主な流れ
  • ハンター側の立ち回り
  • Trapper
  • Medic
  • Medic
  • Suport
  • モンスター側の立ち回り
  • Goliath
  • まとめ

 

 


ゲームの主な流れ



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本作は、「生き残った側の勝利」という、単純明快なデスマッチルールだ。

しかし、お互いが真正面からぶつかり合ってドンパチするだけでは、まずモンスター側は勝つことが出来ない。

本作には、『League of Legends』や『DOTA 2』といったMOBA系のゲームと同じように、ある種の「流れ」があるからだ。



ではその「流れ」とはなにか。実は、本作のルールは端的に「鬼ごっこ」のようなもの。


いかにハンターがモンスターを補足し、モンスターがハンターから逃亡するか、というのが主な流れである。

モンスターは、初期状態では体力も攻撃力も低く、団結したハンター側にはまず勝つことは不可能である。

そこで、フィールドに散らばった敵(クリープ)を倒し、捕食(初期設定ではEキー長押し)することで経験値を稼ぎ、進化することでハンター側に対抗する。

この進化は三段階存在し、初期のStage1では逃げることしか出来ないが、Stage3まで進化すれば、逆にハンター側を圧倒することが出来る。

逆に言えば、ハンター側はこのStage1~Stage2の間に、いかに素早くモンスター側を倒せるかが、勝負の肝になるのだ。



では、どうすればハンター側はモンスターを補足出来るのか、モンスター側はハンターを欺けるのか。次の立ち回りに関する説明をご覧頂きたい。



ハンター側の立ち回り

 

 

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さて、ハンターの立ち回りに共通して言えることは、いかに素早くモンスターを見つけて捕縛するか、というのは前述の通り。

故にモンスターにとっては、ハンターの一人一人が脅威であり、ハンター側も散開して敵を探すのが基本となる。

逆に、ハンターがゾロゾロと列をなして敵を探すなど以ての外。一人一人が目となって、敵の狩場を見つけなければならない。

しかし、ここで問題なのは、仮に発見したとしても、モンスターの方が足が速いこと。これでは見つけても再び逃げられてしまうのだ。

そこで、モンスターの足を潰し、捕縛することの出来る唯一のクラス、それは「Trapper」である。

味方が敵を見つけたら、すぐさまTrapperがArenaで敵を封じ込め、あとは4人で袋叩きにする… というのが、ハンター側の主な立ち回りである。

言うまでもなく、4つのクラスで最も重要なのは「Trapper」であり、味方はいかに「Trapper」を守るかが肝となる。

次に、クラス毎の説明に移ろう。(武器はキャラクター毎に異なるが、アビリティはクラス毎に固定。)



Assault




ハンター随一の戦闘力を誇る、チームの切り込み隊長。

最高の火力を持つ「Lightning Gun」、サブ武器として申し分ない「Assault Rifle」、致命傷を与える「Arc Mines」、体力を一時的に倍増させるアビリティ「Personal Shield」を持つ。

所持するガジェットは全て戦闘用であり、言わずもがな「Trapper」がArenaで敵を捕縛した後、最も活躍できるクラスである。(逆にそれ以外は役に立たない)

どんな状況でも頼りになり、かといって尖った役目もないので、初心者はまずこれで立ち回りを学習するといい。



Trapper




ハンターで最も重要な職であり、Trapperの選択がチームの命運を決めるといっても過言ではない。

手負いの敵を捕縛する「Harpoon Mine Launcher」、精度は低いが威力はある「Machine Pistol」、自動で敵の足あとを表示する「Daisy」、周囲のエリアを封鎖するアビリティ「Mobile Arena」を持つ。

さて、Trapperの最も重要な仕事は、敵を「Mobile Arena」で捕縛することだ。しかし、普通に追撃しては、敵に感づかれて逃げられてしまう。

そこで、基本的に敵を挟み撃ちにし、どちらに逃げるか手間取っている間に、Arenaを展開するのが良いだろう。

この場合、Trapperはマップ全体の外側ではなく、内側を探索するのが望ましい。味方が敵を発見した時、全方角に対応するためである。

同時に、Trapperは散策する味方の近い場所に陣取り、どの味方が敵と遭遇しても、すぐに対応できるからだ。

いずれの場合でも、Trapperは常にTabキーでマップを展開し、味方の位置を確認しつつ、同時に敵がどこに逃げたか予測すべきだ。

普通に足跡を追っていても、モンスターが強化されるだけだ。必ずミニマップを確認し、敵の二手三手先を読むようにしたい。



Medic




ハンターにおける「目」であり、回復したり狙撃したり報告したりしなければならない、かなり忙しい職。

敵を弱体化させる「Armor-Piercing Sniper Rifle」、味方を回復する「Medgun」、敵の位置を炙り出す「Tranquilizer Rifle」、即時に回復するアビリティ「Healing Burst」を持つ。

Trapperの次に重要な職であり、主な仕事は「Trapper」の目として敵を発見し、味方に報告することである。

Medicの持つ、「Tranquilizer Rifle」は、敵の位置をマーキングし、しばらくの間、壁越しに映し出す事ができる。(Lazarusの「Silenced Sniper Rifle」も同じ)

ラジオチャットもない本作で、敵の位置を味方に伝えられる唯一の職は、Medicと彼女のライフルである。

Trapperと同じくミニマップを利用し、敵がどこに潜んだか予測するのが肝要だ。また、Trapperが負傷したら、何よりも優先して治療しよう。

チームの偵察兵として、または狙撃兵、衛生兵、通信兵として… 様々な仕事を同時にこなす器用さが求められる。



Support




ハンターにおける便利屋であり、偵察パートでも戦闘パートでも活躍できる、文字通りサポート役。

味方へのダメージを0にする「Energy Shield」、中程度の威力のある「Plasma Cutter」、空爆を要請する「Orbital Strike」、味方毎に透明化する「Cloaking Device」を持つ。

まず、敵を捜索する偵察パートでは、「Cloaking Device」がかなり有効。特に周囲の味方も透明化出来るのが強力で、Trapperをモンスターから隠し、死角から捕縛することが出来る。

更に、敵を捕縛した戦闘パートでも、「Cloaking Device」を使うことで、死亡した味方をこっそり蘇生させることも出来、孤立して狙われた自分や味方を、一時的に逃すのにも役立つ。

また、戦闘状態でも「Orbital Strike」や「Plasma Cutter」の威力は頼もしく、Assaultに代わるダメージソースとして活躍出来るだろう。

多くの場面でポテンシャルを発揮し、攻めることも守ることも出来る、人それぞれの立ち回りが出来る職業。初心者にもオススメだ。



モンスター側の立ち回り

 

 

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さて、モンスター側が最も注意すべきは、いかにして「ハンターから逃れ、同時にクリープを捕食して進化するか」である。

モンスター側の特徴として、移動速度がハンターより早い。という特徴がある。よって、ハンターに発見されても、Trapperさえ居合わせなければ、即座に逃亡することが出来る。

そして、モンスターは共通して、敵やクリープの位置を壁越しに映す「Sense」(初期設定:右キー)を使える。

以上から、モンスターはクリープを捕食しつつ、常に「Sense」で敵の存在を補足し、接近されれば瞬足を活かして離脱し、別の獲物を捕食する… というのが主な流れになる。

また、敵から距離を取っても、「足跡」からこちらを追撃される場合がある。その時は、「歩き」(初期設定:Ctrlキー)で隠れることが出来る。緊急時以外は、この歩きを活用した方が賢明だろう。

勿論、モンスター側でもミニマップはとても重要だ。逃亡しながらでも、捕食しながらでも、常にマップを確認し、自分の脱出ルートを構築し、忍者のようにハンターを撹乱するようにしたい。

 

 

 


Goliath



Goliathは最もシンプルなモンスターで、高い攻撃力、体力、移動力と豪快に立ちまわる事ができる。

複数の敵を一掃できる「Fire Breath」、頭上から攻撃する「Leaping Smash」、一直線に突撃する「Charge」、巨岩を投げる「Boulder Throw」を持つ。

個人的におすすめのアビリティは、離脱・捕食・集団戦全てに活かせる「Charge」、遠距離のMedicを狙え、待ちぶせにも強い「Boulder Throw」だ。また「Leaping Smash」は、狙うのが難しいが強力な技なので、中級者はこちらも狙って行きたい。

これらのアビリティで敵を削りつつ、自分は柱や高低差を利用して、極力自分の巨体を隠すように戦いたい。

基本的には敵を攻撃するよりも、敵のダメージを減らし、敵の「Trapper」の仕掛けたArenaが自動消滅する機会を伺う方が、得策である。

間違っても、敵の中央に突撃すべきではない。なるべく壁や岩場を利用し、敵が仕掛けてくるのを待ち、脱出の場面を虎視眈々と狙う。それが「狩られる者」の鉄則だ。

勿論、敵が愚かにも孤立した時は、容赦なく攻め立てよう。その場合も、極力一人だけを狙い、「瀕死」状態にまで追い込むことで、敵の火力を削るように立ち回ろう。



まとめ


とりあえず、ハンター・モンスターに共通して言えることは

 

・このゲームはシューティングゲームでなく、「鬼ごっこ」ゲーである。

・Trapperが勝負の鍵。

・ただ敵を追跡するだけでなく、敵の位置を予測して移動する。

・ミニマップが何より重要。常に確認する。

 





ハンター側で重視すべきことは

・多少強引にでも攻め、ダメージを蓄積させる。攻撃的な姿勢が第一。

・敵を散開して捜索する。縦一列に並んではならない。

・味方の行動から敵の位置を予測し、味方と挟撃するように立ちまわる。

・偵察段階ではTrapperとMedic、戦闘段階ではAssaultとSupportと、クラス毎に活躍できる場面は異なる。初心者は戦闘向けのクラスを選ぶ。

 





モンスター側で重視すべきことは

・なるべく敵から遠ざかり、戦闘時でも物陰に隠れてダメージの蓄積を極力減らす。消極的な姿勢が第一。

・右クリックの「Sense」と、ミニマップを使って、常に敵の位置を把握する。

・敵から離れたら、ctrlの「歩き」を活用して足跡を消す。

・目標は敵の殲滅でなく、クリープの捕食である。

・闇雲に逃げるのでなく、ミニマップを見ながら、次の移動ルートを決めておく。

 





この辺りだろうか。

本作はあの『Left 4 dead』を開発したTurtle Rock Studioというだけあって、一癖も二癖もある作品に仕上がっている。

故に、私も最初は右往左往したものの、一度慣れてしまえば、洗練されたシステムと相まって、そこまで理不尽な思いをすることもなかった。

勿論、まだα段階なので、新たな要素が追加されれば、また別の立ち回りも構築されるだろう。

それでも、本稿で述べたのはまだまだ基礎的な部分なので、通用する点は多いと思う。

何にせよ、この『Evolve』は中々面白いゲームだったので、他のゲーマーにも是非遊んでいただきたいものである。