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ゲーマー日日新聞

ゲームという文化を、レビュー、攻略、考察、オピニオン、産業論、海外記事の翻訳など、複数の視点で考えるブログ。

セールでおすすめしたい「Origin限定タイトル」10本を感想交えて紹介

おすすめゲーム

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PCゲームといえば、セールで安価に購入できるゲームがメリットですよね。しかし、Origin等のプラットフォームはまだまだ知名度が低く、Steamでは購入出来ない名作まで忘れられているのは、とても惜しいことだと思います。

というわけで、今回は「セールで確実に購入したい、Originでしか手に入らない名作」を、10本紹介します。

 


Dragon Age:Origins

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ボリューム: ☆☆☆☆☆
ストーリー: ☆☆☆☆
おすすめ度: ☆☆☆☆☆

 


2009年にEAから発売されたRPG。今年発売されたばかりの、『Dragon Age: Inquisition』の前作に当たる作品だ。

海外のRPGメーカーとして著名なBioWareが総力を挙げて作り上げた、中世ファンタジーを模した名作RPGである。

プレイスタイルはストラテジー要素が強いリアルタイム方式で、プレイヤーは常に頭を回転させて配置や行動等の適切な指示を仲間に与え続けなければならない。

現代に横溢するRPGのように、アクションに「妥協」することなく、純粋な戦略のみで勝負できるRPGは、今でも十分に面白い。

更にストーリー面も素晴らしく、突如復活したデーモンと、彼に魂を売った王、そして帝国に立ち向かう義勇軍の活躍が、ダイナミックに描かれる。

BioWareらしい「好感度システム」や「説得システム」も搭載され、ロールプレイングとしての面白さも十分に引き出すことに成功している。

オマケに日本語化MODまで完備。5年以上前に発売された古い作品だが、今からプレイしても十分に楽しむことが出来るだろう。

 

 

Crysis 3

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シューター: ☆☆☆
ビジュアル: ☆☆☆☆
おすすめ度: ☆☆☆


2013年にCrytekから開発された、美しいグラフィックを特色とするFPS『Crysis』シリーズの続編。

やはり本シリーズのウリと言えば、かつて「ゲームも遊べるベンチマーク」とまで呼ばれた程の、優れたグラフィックスだろう。

本作においても、鬱蒼と生い茂る草原が靡く姿、廃墟の古塔から眺める暁光など、『Crysis』の名に恥じないアートを提供しており、

それに加えて、新たに追加された「弓」や、おなじみの「マキシマムスーツ」を駆使して、暗殺したり暴れたりする快感は病みつきになるだろう。

このように、攻略の自由度や武器の多様性に、この優れたグラフィックが加わることで、より感情移入が容易となり、本当に自分がスーパーソルジャーとなって活躍している気分になれるのである。

 


SimCity (2013)

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ビジュアル: ☆☆☆☆
自由度  : ☆☆☆
おすすめ度: ☆☆☆☆


2013年にMaxisから開発された、歴史的名作『Simcity』シリーズの続編。

本作は、近代都市の市長となって、インフラや交通網を整備し、一から街を作り上げていくストラテジーゲームだ。

『SimCity』と言うと、DRM絡みでユーザーに大きな損害を与えた事件で有名となってしまったが、作品そのものは、度重なる修正も相まって十分に練られたものになっている。

まず、本作は初めて本格的に3D対応したことで、描写力が格段に向上した。

単純に、自分が苦労して築き上げた都市が美しいグラフィックで描かれるだけでも嬉しいが、更に自分の街を市民の視点で遊覧できるようになったのも嬉しい。

更に、街が縮小化することで、より街の機能の一つ一つが強調されるようになった。

これにより、自分のプランが街へ反映されやすくなった一方で、より短いタームで本作の醍醐味に辿り着けるようになった。

一方で、これらの変化はヘビーなSimcityファンにとっては不要なものだろうし、私自身も『SimCity4』を遊んでいたのでその意見にも頷ける。

だが、『SimCity4』を本格的に遊ぶには、たくさんの情報やノウハウを詰め込み、10時間以上かけて遊びこまなければならず、忙しいゲーマーには優しくないゲームでもあった。

本作を、本格的な『SimCity4』のライト版(入門版ではない。面白さの中核は維持されているので)と捉えれば、中々楽しめるのではないだろうか。

また新たに追加されたDLC『Cities of Tomorrow』は、この『SimCity 2013』の尖ったゲームバランスを、一層フォーカスした内容になっており、これも合わせて購入することで本作の魅力を更に味わえるだろう。


Dead Space 2

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シューター: ☆☆☆☆
ホラー  : ☆☆☆
おすすめ度: ☆☆☆☆


2011年にEAから発売された、サバイバルホラーTPS『Dead Space』シリーズの続編。

 

ホラーと言っても、本作のホラーは敵が背後から急襲する演出程度のもので、むしろメインはシューティングゲームとしての側面だろう。

本作は、ダメージでネクロモーフの足や腕をもぐことが出来る「部位破壊」システムが搭載されており、足の素早いネクロモーフには足を、攻撃的なネクロモーフは腕を狙うことで、彼らの動きを阻害できる。

このシステムは、純粋に「シューター」としての「狙って撃つ」楽しさをフォーカスしているのは勿論、

今までプレイヤーを執拗に狙ってきた憎々しいエイリアンを、哀れにも四肢を失ってのたうち回る姿へと堕落させられるのは、「ホラー」ならではの諧謔性と言えるだろう。

 


Syndicate

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シューター: ☆☆☆
雰囲気  : ☆☆☆
おすすめ度: ☆☆


2012年にStarbreeze Studiosから開発された、サイバーパンクの世界観が魅力的な『Syndicate』シリーズの続編として生まれたFPS。

SFと言っても、主人公に特別変わった能力はない。基本的に走って、撃って、最後にはボスが待ち構えているという、とても古典的なFPSと言えよう。

だからこそ、本作は貴重な作品だ。敵兵の頭をヘッドショットする快感、優れた銃の射撃感とデザイン、カバーをリーンしたり乗り越えたりするアクション。全ては古き良きシューターの「懐かしさ」を思わせる。

一方、近未来の都市は美しく洗練され、場末のスラム街にまでデジタルサイネージで彩られており、スタイリッシュな町並みで繰り広げる激しい銃撃戦は、中々に新鮮だ。

(古典的FPSである『DOOM』や『Quake』は、アングラ臭の漂う血みどろの世界観が印象的だ。)

一部、出来の悪いボス戦や、代わり映えのしない戦闘といった不備もあるものの、「サイバーパンク」「古典的FPS」にピンと来る人なら、プレイする価値は十分あるだろう。

因みに、本作には独自のCOOPも搭載されており、これも中々にアツい出来栄えなので、フレンドを誘って一緒に購入するのもアリだ。

 

 

Need for Speed: Rivals

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ビジュアル: ☆☆☆☆
爽快感  : ☆☆☆
おすすめ度: ☆☆☆


2013年にEAから発売された、レースゲームに車同士の攻防を加えたユニークさが評価された『Need for Speed』シリーズの最新作。

さて、正直なところ本作の「警察との戦い」はあまり面白いとは思えない。特に駆け引きもないし、せいぜい演出程度の要素と見ていいだろう。

むしろ、本作の醍醐味は、あの『Battlefield』で使用された「Frostbite3」エンジンを贅沢に使ったグラフィックと、その世界を好きなマシンで存分に走り回れる爽快感だろう。

Frostbiteと言えば最高峰のゲームエンジンと名高いが、代表作『Battlefield』では戦闘につぐ戦闘で、あまり景色を眺める余裕は生まれなかった。

だが、本作ではフリープレイで好きなだけ走り回れるので、この美しい景観を心ゆくまで楽しむ事ができる。

更に本作では、横溢するレースゲームのように、これでもかとカーブを設けてドリフトを誘導することもなく、ひたすらにハイウェイをアクセル全開で駆け抜けることが出来るのだ。

この美しいグラフィックに、肝要なハイウェイが相まって、本作のもたらす疾走感はずば抜けている。

 


Medal of Honor (2010)

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シューター: ☆☆☆
ストーリー: ☆☆☆☆
おすすめ度: ☆☆☆☆


2010年にEAから開発された、リアルな戦場の描写がウリである『Medal of Honor』シリーズの続編。

さて、本作は第二次世界大戦を描き続けてきた『Medal of Honor』シリーズが、突如『Call of Duty』に追従するように現代戦へと舞台を移したことが、話題となった作品である。

正直、本作の評判は芳しくない。ネット上では『CoD』と引き合いに出され、特に地味な演出やあっさり終わってしまうストーリーを指摘されている。

実際、彼らの指摘は正しいし、手放しに褒められる作品ではないが、少なくとも本作が『CoD』と決定的に異なる点がある。

それは、本作が「本物の戦争」を描いている点である。

いかに、『CoD』が「リアルな戦争」を描こうと、舞台がフィクションである限り、ドラマチックな演出と引き換えに、荒唐無稽な内容にならざるを得ずメッセージ性は薄い。

一方、『MoH』の「本物の戦争」は、舞台が小説や映画でも描かれ続けたアフガニスタンであり、演出こそ地味なものの、「現代戦とは何か」という強いメッセージが我々を惹きつける。


Mirror's Edge

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やりこみ度: ☆☆☆☆
爽快感  : ☆☆☆
おすすめ度: ☆☆☆☆


2008年にDICEから開発された、FPSの形式を用いたパルクールアクションゲーム。

本作はその透明感ある都市とは裏腹に、一歩間違えれば転落死の高い難易度、やり込む程にタイムを縮められるスピードランなど、古き良きレベルデザインが形成されており、

何度も何度もトライ&エラーを繰り返すことで、少しずつ進行していく古典的なアクションゲームだと言える。

それだけ聞けば、ストレスの溜まりそうな作品だと思うかもしれないが、本作のレベルデザインは中々に巧妙で、2~3回やり直せばクリア出来てしまう程度には難易度が抑えられているので、初心者の方も安心できる。


むしろ、本作の醍醐味は「いかにスタイリッシュに駆け抜けるか」競うタイムアタックにあるだろう。

ショットカット、ジャンプテク、突入のプランなど考え、一つ一つ試していくのは楽しいし、FPSならではの没入感と相まって、上手く走り抜けた時の爽快感はひとしおだ。

「やり込むアクションゲーム」に飢えたゲーマーに、是非遊んでみて欲しい作品である。



マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス

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ミリタリー: ☆☆☆☆
ゲーム性 : ☆☆
おすすめ度: ☆☆


2008年にEAから発売された、南米を舞台にしたオープンワールドゲーム『Mercenaries』シリーズの続編。

本作はベネズエラ軍の基地を手当たり次第に襲撃したり、グラップリングフックで乗り物を強奪したりも出来るなど、『Grand Theft Auto』におけるハチャメチャ要素を引き出し、様々な改良を加えた作品だ。

正直、ゲームとして見るとどうしても古臭い面が目立ち、妙に難易度が高かったり、AIがかなり間抜けだったりと、不満がないわけでもないが、

本作の最大の魅力は、「リアルで多様な軍用兵器」と、それによるミリタリーごっこだと思う。

まず、戦車やヘリは当然として、ジープや対空自走砲までもが現存する兵器を再現したものになっている。

更に、中国軍から国連軍、ゲリラまで組織毎に異なる兵器を所有しているのだ。(Wikipediaのページがとても詳しいので参考までに)

『GTA』しかり、『Just Cause』しかり、車やバイクのリアリティには拘っても、軍用兵器のディティールまでは作りこまれておらず、歯がゆい思いをしたミリタリーマニアの方はいないだろうか。

本作では、むしろ軍用兵器の活躍に特化しており、自分の好きな兵器で思うがままに暴れ回ることが出来る。(もちろん、車も完備しているが)

更には、空爆要請や物資投下といった無線による支援まで行ってくれるので、自在に空軍を指揮する司令官になりきることも可能。

本作は洗練されたゲームではないが、ミリタリーマニアにとっては垂涎の作品であり、戦車やヘリで敵を蹂躙することを夢見る諸兄にとって、本作は理想的な箱庭と言えるだろう。


The Sims 3

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ユニーク度: ☆☆☆☆☆
自由度  : ☆☆☆☆☆
おすすめ度: ☆☆☆☆☆☆☆

 

2009年にMaxisから開発された、同社のSimcityと並んで看板タイトルである『The Sims』シリーズの続編。

本作は、何の変哲もない人間「Sim」として、架空の街で人並みの生活を送る、ヒューマンライフシミュレーションである。

さて、大変恐縮だが、私がここで本作の感想を安易に並べることは、控えさせていただきたい。

何故なら、本作の最大の魅力は、「人生」を俯瞰した場合に感じる、未知の体験にあるからだ。

本作を通じて感じることは、人生の尊さかもしれないし、人生の滑稽さかもしれない。果ては、人生の虚無さかもしれない。

こんな濃厚な作品を、どうしてわずかなスペースで説明できようか。少なくとも、誰かに手にとって欲しいという意欲を伝えるには、もはやこれだけで十分だと思うのだ。

因みに、DLCには『レイトナイト』『ペット』が特に高品質だったので合わせて購入することをオススメする。

 

目次:

  • Dragon Age: Origins
  • Crysis 3
  • SimCity (2013)
  • Dead Space 2
  • Syndicate
  • Need for Speed: Rivals
  • Medal of Honor (2010)
  • Mirror's edge
  • Mercenaries 2
  • The Sims 3

 

中にはoriginに限らず、amazonで買える作品もあります。お好みでどうぞ。