ゲーマー日日新聞

ゲームという文化を、レビュー、攻略、考察、オピニオン、産業論、海外記事の翻訳など、複数の視点で考えるブログ。

ゲーマー日日新聞、2014年の総括と人気記事の紹介

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さて、今年も残るところわずか。

今年の6月に始めたこのブログだが、なんだかんだと新年を無事に迎えることが出来そうだ。

ここまで支えてくださった読者の方々に、この場を感謝の意を表したい。

せっかくなので、私が今年書いてきたブログの中でも、それなりの評判を頂けた記事、また個人的に思い入れのある記事を紹介して、2014年を振り返りたいと思う。

 

 

「【COD:AW】最強武器について真剣に考えてみた【おすすめカスタム】」

 

新作『Call of Duty: Advanced Warfare』の攻略記事。このブログの中でも、特に多くの方にも読んで頂けたのが印象に残っている。

私は攻略本を読むのが好きで、ゲームを遊ぶより攻略本を眺めている方が好きな子供だった。

そんなわけで、自分で攻略本のような記事を作れたのはとても新鮮で、書いてて大変楽しかったことを覚えている。

ところで、最近ではニュースまとめやwikiが攻略サイトの主流となりつつあるが、私はそれはデータ解析であって、「攻略」とはいえないと思う。(もちろんデータ解析も重要だ)

攻略とは、本来とても主観的な意味なはずだ。

ナポレオンの戦術やグーデリアンの戦術が、それぞれ革新的ながらも個人のセンスで立てていたように、攻略法とは人それぞれが生み出すものであろう。

だからこそ、本質的に客観的にならざるを得ない「Wiki」では、なるべく書けないような「攻略」する記事を目指すことで、「ブログ」の持ち味を活かそうとして書いた記事だった。

(もちろん、オンラインゲームのデザインは大きく開発者の意図に依存するので、必然的に記事同士が似通ってくるし、私自身も他サイトから参考にさせてもらった面は大きいが)



「UplayとOriginの『正義論』 -Originは本当に悪か?」



新規DRMの「Origin」「Uplay」を、既存のNo.1シェアの「Steam」と比較し、ネットの世論を考察した記事。こちらは賛否両論ながら様々な反応を頂いた。

このブログは一本のゲームの批評と同じく、ゲーム業界全体の動向を考察する記事も書いていきたいと考えていたので、本稿は書いてて楽しい記事だった。

特に「UBIやEAが苦労して売りだしたゲームを、なんでさも当然のようにValveのsteamを通して販売しているのか。これはValve幕府ではないか」は、前々から一度言ってみたかった部分だった。

だが、本稿はValveを非難するわけでも、Originへの献身を訴えるものでもない。

ぶっちゃけて言えば、安易な思想に身を委ね、Originには暴言を、Valveには媚を売る、一部の弱者に対する糾弾だった。

この手合の「弱者」は甘やかされすぎている。しかも、まとめサイトからテレビまで、あらゆるメディアが、企業や政府、マイノリティや外国人(!)を叩くばかりで、レイシズムなど己の暴挙や無知さを平然と正当化する「甘やかされている人間」には触れもしない。

逆に言えば、その甘やかされた人間に切り込むだけで、人一倍面白い、物珍しい記事が書けてしまうものではないだろうか。


「『Minecraft』のNotch、Mojang買収に言及【全文翻訳】」



一時期日本でもブームとなった『Minecraft』を巡った大きなトラブルと、それによって引退を決意したNotch氏の本音を翻訳した記事。

正直、あまり人気のない記事だったのだが、個人的には(Notch氏の「翻訳元記事」が)めちゃくちゃ面白かった記事なので、一人でも多くの方に読んで欲しい記事だ。

先ほどの『Origin正義論』が、ブログという中立メディアから「鑑賞者」たるゲーマーを述べた記事なら、こちらは何と「製作者」の立場から「鑑賞者」たるゲーマーへ苦言を述べた記事となっている。

製作者が鑑賞者をぶった切るなど、日本では到底考えられない話だが、さすがは北欧というべきか。それともNotchがイライラしていただけか。いずれにせよ、彼の本音はゲームを取り巻く世論の弱さを、見事に指摘したものになっていた。

余談だが、Notchが引退する時の「形式的な声明」だけここぞとばかりに翻訳し、「何故引退したのか」述べたNotchの本音には触れもしないくせに、神妙な文章で高潔を取り繕う「メディア気取り」の自称ニュースサイトは何なんだろうね。まだ「wwww」とか言ってるうちはいいが、こいつらが知識人御用達みたいなサイトだと振りまくのは害悪でしかない。


steam初心者におすすめしたい、忘れられた「神ゲー」10本紹介【ホリデーセール】

steamで発売されている、かつて高く評価されていた古典的な名作を10本紹介した記事。

気合を入れて書いたので、単純に思い入れがある。

ところで、Twitterで他のゲーマーの方と交流して気づいたことに、やはりsteamには毎年多くのゲーマーの方が新規で参入されているということがある。

そこで当然、新たにsteamを始めた方と、「古株」である私のような人間との間では、「定番ゲーム」に対する認識が大きく異なる。

例えば、『Orcs Must Die!』や『Hotline: Miami』と言った作品は、ちょうど数年前まで有名すぎて「面白いよ!」と紹介しても、ミーハー扱いされるのが関の山だったのだが、今では「え、何そのゲーム?」と返されることがザラにあったりするのだ。

元々、ゲーム業界は流れの早い業界であるが、それはユーザーの間においても顕著なのだとつくづく考えさせられる。

そこで、本稿は作品に眠る「普遍性」を重視して、古株と新規のゲーマーのギャップを埋められるような、10本のゲームを取り上げた。

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さて最後になりますが、半年もの間、特に文章を書くのが得意でもない私が、何とかブログを更新してこれたのは、他ならぬ読者の方々のおかげに他なりません。

RTやリプライで励ましてくださる方や、たまに覗きに来てくださる方まで、本当に色々な方に支えられ続けてきました。

この場を借りて心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。



私自身、負けず嫌いな人間です。スポーツでも勉強でも、やるからにはそれなりのモノにしたいし、遊ぶからには好きになりたい。

ですから、ブログをやるからには、当然面白いブログを書くつもりですし、ゲームをプレイするときも、楽しむことに妥協するつもりはありません。

そこで、読んでくださった方に、「あぁ、ゲームはやっぱり面白いな」「このブログも読んで損はしなかったな」と思ってくださるような、そんなブログを今後共目指して参ります。

まだまだ未熟者でありますが、来年度もよろしくお願いします。

 

 

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みなさん、良いお年を!o(≧▽≦)o