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ゲーマー日日新聞

ゲームという文化を、レビュー、攻略、考察、オピニオン、産業論、海外記事の翻訳など、複数の視点で考えるブログ。

マイクラADV、『Minecraft: Story Mode』はこんな感じじゃないかと予想した

ゲーム業界について

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ある友人、AからSkypeに通知が来た。

「マイクラやりません?」

特に熱中していたゲームもなかったし、二つ返事で了承した私は、さっそくサーバーのIPを尋ねて、久々にランチャーを起動する。

元々、「インディーズゲーム」の範疇として有名だったこのゲームも、今となってはすっかり市民権を得た頃。

正直、気乗りはしなかった。私はアルファ版を猿のように遊んでいたので、すっかりセオリーを覚えてしまっていたし、単にゲーマーとして先輩風を吹かしたかったのもしれない。

それでも、他ゲームで何十時間と共に遊んだ友人の誘いとあって、再開に胸を躍らせた。

「まずは顔合わせしましょうよ」

そう言われて招待されたSkypeの会議室には、友人Aと現実で交友のある友人Bもいた。彼はAよりもざっくらばんな性格で、打ち解けるのに時間はかからなかった。

最初、私が不安視していた「郷愁」も、三人の談笑で吹き飛んだ。さぁ始めようと意気込み、Wikiに記載されいていた適当なサーバーに潜り込む。



だが、誘われるがまま始めたマイクラ生活は、あまり芳しいものではなかった。

どのサーバーも、「身内ネタ」とネットスラングが飛び交うチャット、採り尽くされて枯渇した資源、管理人の独裁政治が蔓延していたためである。

その頃、ニコニコ動画を中心に発生した「マイクラ」ムーブメントから半年も経った頃だから、サーバーにはそれぞれ仲間同士が固まっていたのだ。

今考えれば、土地もなく、顔見知りもおらず、ローカルルールも十分に把握できていない新参者が、ずけずけと入っていくことは難しかったのは当然である。

それでも、たまたま訪れたサーバーで、当たりを引く。

そのサーバーのアドミン(管理人)は、ニコニコ生放送で小さな配信を垂れ流す気さくな人物で、サーバーも立ち上げてまだ2週間ちょっと。参加者も、ほぼ他人同士だった。

もちろん、土地や資源は山ほどあった。モンスターだそこら中にウヨウヨ湧いている大自然が丸々残っている。このご時世ではイエローストーン国立公園並に貴重な光景だ。

「ここにしよう」

誰が言うこともなく、我々の共同生活が始まった。