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ゲーマー日日新聞

ゲームという文化を、レビュー、攻略、考察、オピニオン、産業論、海外記事の翻訳など、複数の視点で考えるブログ。

『Fallout4』が楽しみすぎるので、発売日とか世界観とか5つぐらい展望した

ゲームレビュー

追記:発売予定日2015年11月10日

 

先日、待ちに待った『Fallout4』の公式トレーラーが公開された。

(一応ですが、ネタバレ注意です)

 

いやー、どれだけこの日を待ったことか。前作に当たる『Fallout3』の発売日なんて2008年、番外に当たる『New Vegas』の発売日すら2010年。ものの7年も待ってたことになる。7年って。

それだけ焦らされた身としては、新しいティーザーなんていっても「ゲームプレイが10秒あればいいかな」くらいしか期待してなかったんだけど、PVはほぼ前編インゲームの映像(っぽい)が大胆に公開されてビックリ。あれこれ引き伸ばしにせず、この思い切りの良さはベゼスダらしいね。

せっかくだから、ここは一人のファンとして次回作を展望してみようと思う。

 

1. 色彩豊かになったビジュアル
2. しっかりと引き継がれた世界観
3. またVaultを探索出来るのか?
4. ローカライズは?/吹き替えは?/規制は?
5. 対応ハードは?/要求スペックは?/発売日は?

 

1. 色彩豊かになったビジュアル

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何より目を引いたのは、この鮮やかなデザイン。すごいNaughty Dogっぽい、というか『The Last of Us』を思い出したのは私だけじゃないだろう。

前作と比べると一目瞭然だ。前作は赤土がもろに露出したような、赤々とした土埃が悲壮な廃墟を演出していたんだけど、やっぱどこ行っても同じビジュアルで飽きるし、「ゲームだな」と醒めてしまう点だったと思う。

これはビジュアルの問題というより、単純にリソースの問題だろう。あれほど広大なオープンワールドに余すこと無くアクティビティを配置している以上、テクスチャを使いまわすのは致し方ない。

とは言え、基盤を同じくして発展させた『New Vegas』はそれなりに景観の多様性を出していたし、『Skyrim』も限られたリソースを上手に使い分けていた印象がある。

そして、この『Fallout4』の豪勢な色使いはどうか。テクスチャと光源、自然物と人工物の組み合わせを見事に使いこなし、まるでポスト印象派の如き色彩豊かな世界が構築されている。

 

2. しっかりと引き継がれた世界観

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従来のファンなら思わず笑みが溢れるような演出も憎いね。Vault、バラモン、B.O.S、ベルチバード…このPVに出てくるキャラクターって、大抵は「シリーズ」で既に出現したキャラクターなんだよね。

おかげで観てるこっちも「安心」しちゃう。ビジュアルで一気に垢抜けた印象を与えながらも、ちゃんとファンを大切にするコンサバな気配りも忘れない辺り、上手いなぁーと。

とは言え、『Fallout』は作品単体じゃなく、シリーズ単位で楽しむから面白いのはあるだろう。しかも、物語をシリーズで展開すれば、一々「説明」しなくていいのがある。

例えば、『FF』シリーズは同じシリーズでもほとんど世界観を共有してない。その結果、新作が出る度にプレイヤーのマインドを変える必要がある。その結果、『FF13』はボロクソに叩かれた。(他の『FF』が叩かれなかった理由は色々あるけど)

いずれにせよ、『Fallout』の世界観は魅力的だ。一度荒廃した世界を支配しようと目論むファクションや、人の狂気で生まれた異形の生物たち。その理解を踏まえた上で展開される物語に期待せざるを得ない。

 

3. またVaultを探索出来るのか?

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デーン!「Vault111」!!これはファンが沸き立つだろうねー(特に『Fallout3』から入ったファン)。主人公もこのVaultから生まれたのだろうか。

未プレイの方に説明すると、「Vault」とは『Fallout』シリーズ通して登場する核シェルターだ。本作の世界観は核戦争で荒廃したアメリカを舞台にしてるんだけど、その核戦争で被害を免れるために、アメリカ各地に作られたのがこのVaultだ。

とは言え、このシェルターの実体は、「Vault Tec」とアメリカ政府が極秘裏に進めていた「実験施設」であり、中では恐ろしい社会実験が行われていたのである。

面白いのが、ゲーム内で実際にこのシェルターを探索することが出来るところだ。プレイヤーが弾薬や食料を求めてマップを冒険していると、突如として巨大な耐火壁に出会う。何とかして中に入ると、そこには「実験」の産物であろう何かが蠢いている…。

ホラーチックな雰囲気もさることながら、実際に存在したような社会心理学や、強烈な皮肉の効いたユーモアと、Vaultは『Fallout』の魅力が詰まったダンジョンだ。是非新作でも堪能したいところ。(ハハッ ゲイリー!

 

4. ローカライズは?/吹き替えは?/規制は?

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ここからは少し真面目な話になるが、私がやはり気になるのはローカライズと規制だ。

いつもベゼスダのチームは素晴らしい翻訳を提供してくれていると思っているが、それでもゲームの進行や理解に致命的な誤訳さえ、シリーズ定番のものとなっている。

前作なら「至高のオーバーロード(正:司令官)」なんて誤訳は笑って済ませられるが、「レディの救済病院(正:聖マリア希望病院)」なんて誤訳は、魅力的な世界観やクエストの進行を妨げかねない。

加えて、『Fallout』は痛烈な皮肉も魅力の一つであるが、それが規制の対象になりうる可能性もある。前作なら「The Power of the Atom」が大きく修正されてしまった点があるが、あちらも単なる「配慮」では済まされない程に、作品理解の表現に対する大きな妨げとなったと確信している。

とは言え、近年のゲームにおける表現規制は緩まった(『Witcher 3』等で人体の欠損表現がある)上に、前作『Fallout3』が大きく売上を伸ばしたこともあり、これらの問題に対しては希望的観測を抱いてもいいだろう。

 

5. 対応ハードは?/要求スペックは?/発売日は?

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何より気になるのが対応ハードと発売日だ。どちらもまだ情報は公開されてないが、少なからず懸念が残る。

まず「ハード」の方だ。やはりベゼスダゲーを遊ぶからにはコンシューマ機よりもPCで遊びたいところだが、要求スペックが気になる。表現力が大きく向上されたことは嬉しいが、それだけGPUの熱が心配だ。

そして「発売日」。これほどのAAA級タイトルを開発するのにかかる費用や期間を考えれば、相応の忍耐をも必要とされるだろう。2年後までに発売されれば嬉しいところ。

とは言っても、ベゼスダは『TES: Skyrim』で驚くほどの最適化を施してくれたし(PCの動作がとても軽かった)、MODサポートも専用のキットを配布するなどして協力的だ。発売日に関しても、既にPV内に大量のインゲーム映像が用いられたことからも、そこまで悲観的に構える必要はないはず。総じて、巷で言われる程に心配する必要はないだろう、というのが個人的な意見だ。