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ゲーマー日日新聞

ゲームという文化を、レビュー、攻略、考察、オピニオン、産業論、海外記事の翻訳など、複数の視点で考えるブログ。

2016年STEAMオータムセールで買うべきコスパ最高の6本

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ブラックフライデーと共に我が国にもやってきたSTEAMオータムセール。

本稿では「2016年」オータムセールであることを考え、特に今回のセールで値引率が著しい作品や、新しいのに既にセールになった作品を優先して紹介。

もう歴年の名作は全部抑えた?残念ながら、今年だけでもマストプレイの名作は続々誕生しているのだ。

 

JUST CAUSE 3

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オープンワールド/TPS/クライムアクション

J1N1のポイント:爆薬や戦車、果ては戦闘機で世界を破壊しよう。爽快感溢れる破壊活動の裏には、素晴らしい物理エンジンがある。

 

もう値引きかと思っていたら、なんと値引率75%offという大盤振る舞いで登場したJUST CAUSE。発売から1年経たないというのに、太っ腹なことである。

『ジャスコ』の醍醐味といえば破壊工作。バラエティ溢れる破壊工作は、物理エンジンを活かした様々なものがあって、IEDを車に貼り付けて爆破させたり、RPGを撃ちまくるのもあり。

そこに、本作最大の特徴「フックアクション」が加わる。主人公はフックを射出して”立体機動装置”のように好きに移動できるのだが、これがとても快適。

様々な破壊工作、ユニークなフックアクションを交えて、プレイヤーの悪戯心が試される一本。色々不満のある点もあるけど、暴れたいゲーマーなら買って損はない。

 

WITCHER 3: GAME OF THE YEAR EDITION

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オープンワールド/剣戟アクション/ファンタジー

J1N1のポイント:ダンディなちょいワルオヤジ、ゲラルトで世界を冒険しよう。ダークでストーリーとプレイヤーの倫理観を試すクエストもあるぞ。

 

マイナーだったポーランド制RPG、『Witcher』シリーズ最新作。ネットの好評によってじわ売れして、今ではSteamレビューで99%の好評を得ている。

セール常連でもあるが、今回あえて推すの理由は「GOTY Edition」という点。つまりDLC入りだ。

主人公は”ウィッチャー”ゲラルト。ウィッチャーは人間より強力な肉体と寿命を得ていて、それを活かしたモンスター狩りで生計を立てている。

ゲラルトは、旅先で様々なクエストに挑める。だが、いずれも誰かを救えば誰かが死ぬといった内容で、クエストをどう攻略するか、プレイヤーの倫理観が試される。

 

INSIDE

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2.5Dアクション/アドベンチャー/全体主義

J1N1のポイント:抽象的なテーマから展開される印象的な物語。隅々まで構築された世界で、極上のアドベンチャーを体験せよ。

 

『LIMBO』を作ったチームが送る、新たなアドベンチャーゲーム。発売当初から話題となっていて、短いながらも印象的な物語を楽しめる。

基本は『LIMBO』の続編かと思わせる作りだ。世界は基本的にモノクロで、2.5Dのやや窮屈なアクションを駆使して、パズルとステルスに挑戦する。

舞台は全体主義社会を思わせる街並みから、廃墟や郊外まで。制作規模を考えさせない程の美しくも重苦しい世界が魅力だ。

一見して抽象的な「雰囲気ゲー」な本作は、遊びこむ程に強烈なメッセージ性が浮き彫りとなるだろう。

 

DIRT: RALLY

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レース/ラリー/シム系

J1N1のポイント:王道”ラリー”カーレース。自慢のマシンで悪路を踏破せよ。リアルな挙動と疾走する快感のバランスは絶妙。

 

続編も危ぶまれていた『Dirt』シリーズ最新作。普通のレースゲームと異なり、悪路を強力なマシンで踏破するルール「ラリー」がメインという点が特徴。

長いアーリーアクセス期間を得てようやくリリースされた本作は、定価でも間違いなく「コスパ最高」の一本だ。マシンの挙動からバランスまで、徹底的に練られた今年最高のスポーツゲームといって過言ではない。

やることはシンプル。ツアーの中で用意された複数のコースをなるべく早くクリアするだけ。最初は古いマシンから、徐々に高性能なマシンへと乗り換えていく。

難易度は『Dirt』シリーズ最高クラスだが、走っている間の満足感もまた最高クラス。車にうるさいオヤジや、タイムアタックに熱を浮かせるゲーマーにおすすめできる。 

 

XCOM 2

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ターン制ストラテジー/SF/シビア

J1N1のポイント:知る人ぞ知る『XCOM』最新作。兵士を犠牲にしつつエイリアンを殺し、皮を剥いで売り捌く。非情ながら深みのあるストラテジー。

 

強烈な難易度と独特なシステムでカルト的人気を博した『XCOM』の最新作。グラフィックは新調され、新規も取り込みつつ、相変わらずの評価を得ている。

エイリアンに侵略された地球、前作からのIF世界で繰り広げられる、人類のレジスタンス活動。

複数の兵士を操作し、エイリアンを倒そう。射程や遮蔽物を意識して駒を進め、着実に数を減らす。前作以上にシビアな難易度に挑戦だ。

戦闘を無事終えても気は休まらない。今度は得た素材を売り、資金を得て、武装を強化したり兵士をリクルートしよう。このような経済的な戦略も本作の醍醐味だ。

単なるシビアさのみならず、多様性あるゲームプレイが魅力の本作。硬派なゲーマーはもちろん、兵士を操る司令官プレイが好きな人、詰将棋好きにも。

 

RIMWORLD

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村作り/サバイバル/SF

J1N1のポイント:「セールしなくても売れるぜ!」開発の溢れる自信に見合った名作。色々なSTGのパクリなようで、一つのジャンルに留まらないサバイバルSTG。

 

これ定価じゃん!と突っ込まれることを覚悟で紹介する名作『RimWorld』。公式が「セールしない」宣言しているのだから仕方ない。

主人公は無作為に選ばれた入植者。漂着した惑星で村を作り、蛮族と戦い、脱出の足がかりを掴む。どんな手段を取ろうとも。

所謂「村作り」ゲーム。乏しい資材をかき集め、シェルターを建築して、畑を耕す。プレイヤーは入植者たちの健康状態を管理しつつ、コロニーを発展させる。

とは言え、事は順調に進むと限らない。災害や侵略、あらゆるランダム要素が散りばめられている。本作のユニークなところは、イベントを管理するAIをプレイヤーが選んでもいいところ。

村を作り、発展させ、滅亡させるか脱出させるか。手塩にかけたコロニーがあっさり滅亡するのは悲しいが、何度でも遊んでしまう中毒性。定価でもマストバイだ。