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【LJL】Dara選手の引退及びPGM在留カード事件まとめ【リーグ・オブ・レジェンド】

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最近、様々な方面でゲームに関して記した資料が、ほとんど残されないまま消えていく事を思い知った。過去に何が起きても、資料がなければ口伝に頼ることになり、口伝に頼れば記憶と共に消えていく。

そこで、自分が思い出したのは、国際的に高い人気を誇るゲームタイトル『League of Legends』の国内プロリーグにおいて、国内で4度もチームを優勝に導き、高い実力と高潔な人格により人気を誇ったDara選手が、チームによる人権侵害にも近い行為によって深刻な心的外傷を負い、引退するという事件だ。

当紙においても何度か記事にしたため、読者の方はご存知という方も多いかもしれない。だがいずれの記事も、あくまでリアリタイムで更新したものであって、事件全体を俯瞰した記事は恐らく今ネット上には存在していない。

この痛ましい事件を、二度と日本のesports全体で起こしてはならない。そこで、事件が起きた2017年12月から時系列に基づいて情報を整理した。

結局、在留カード事件とは何だったのか、今後振り返る際に役立てられば幸いだ。

 

 

主要な用語説明

League of Legends/LoL

世界的に数千万人規模のプレイヤーが日々プレイしているMOBA系対戦ゲーム。

 

RIOT GAMES/RIOT

『LoL』を開発及び運営を行っている企業。2006年に設立された小規模のスタジオだったが、『LoL』の著しい成功によりビジネスを拡大し、2011年に中国テンセントに買収。現状は米カリフォルニア州に本社を置き、日本を含めた17箇所に支社を展開する。

『LoL』のesports部門、プロリーグにおける興行も主にRIOT。

 

合同会社ライアットゲームズ/RIOT JAPAN

RIOT GAMESの日本支社。日本における『LoL』の開発及び運営を行う。後述する日本の『LoL』プロリーグLJLの現運営でもある。

 

League of Legends Japan League/LJL

日本における『LoL』のプロリーグ。春と夏の2期制で、1部は6チーム登録されており、優勝したチームは世界大会に出場する権利を得る。

国際的な実力は現状高いといえず、最新のMSIでは1勝4敗で予選敗退。従って世界的には余り認知されていないが、2017年の決勝は4000人収容の幕張メッセで行い、Twitch配信も20000人同時視聴を達成するなど、国内では高い人気を誇る。

因みに、LJLではチームに選手2人とコーチに外国人を登録することを認めており、特に韓国は『LoL』の実力が高いプレイヤーが数多く存在するので、日本の殆どのチームは韓国から選手を迎え、彼らの力を借りている。

 

PENTAGRAM/PGM/RAMPAGE/RPG

LJL最古参のチームにして高い実力と実績を誇るチーム。2017年までRAMPAGE(RPG)という名前で活動していたが、2017年からPENTAGRAM(PGM)という名前に変更した。

事件の渦中となるチームであり、Dara選手及びTussle選手の在籍していた。運営会社はy's agency。

 

Dara

本名Jeon Jeong-hoon。Support担当。

2015年よりRampageに所属し、4度も同チームを優勝に導いた、名実共にRampageとLJLの大黒柱。TankからMageまであらゆるSupport Championを使うプールを持つ一方で、滅多にレーンから崩れることのないフィジカルを持つ。

これほど長い期間を活動しながら、不適切な素行や発言も見られず、日本語を学習する誠実さを見せながら、圧倒的実力を誇ることで「Daraママ」の愛称でファンに愛された。また、2017年LJL優勝した時点で、最もRampageに長く残っていた選手はDaraである。

2018年2月からBurning Coreに移籍し、コーチと選手を兼任しながら同チームを昇格まで導いたが、同年5月3日を以て、『LoL』プレイヤーとしての引退を表明。現在は韓国に帰国している。

因みに、2017年時点ではこのようなインタビューに答えている。

「2年間とにかく耐えた」Daraが日本に居続ける理由とは? - League of Legends Japan League

 

Tussle

本名Lee Moon-yong。Jungle担当。

Daraと同じく2015年よりRampageに所属し、幾度となくRampageの優勝に貢献した。Lee Sinのようなアグレッシヴなchampionを好み、Daraとも連携しながら強烈なマクロも併せ持つ。

Daraと同じく不適切な素行や発言もなく、日本語を話し、ファンとの交流も図り、Daraと同じくRampageで特に人気の高い選手だった。

2018年6月現在、同LJL1部のチームUnsold Stuff Gamingに在籍中。

 

事件発生

2017年12月7日

RAMPAGE(現PENTAGRAM)において、当時在籍していたDara選手及びTussle選手の在留カードを、チームが提出させた結果両選手が携帯義務違反の状況に陥る。

 

RIOT GAMESの第一次発表

2018年2月5日

jp.lolesports.com

事件についての処罰の決定及び報告が、LJL(League of Legends Japan League)運営であるRIOT GAMESより発表される。

以下のとおり、LJL参加チームおよび関係者にルール違反の事実があったため、本日付にて、違反者に対してペナルティを科しましたので、お知らせします。

PENTAGRAM(y’s agency株式会社):        LJL 2018 春スプリットWeek 1から5での各マッチにおいて各1ゲーム没収*

中村洋樹氏(y’s agency株式会社取締役):   LJLおよびLJL CSへの出場停止(リーグ開催期間3ヶ月間)**

藤田拓也氏(y’s agency株式会社従業員):   LJLおよびLJL CSへの出場停止(リーグ開催期間3ヶ月間)**

Dara選手(Burning Core所属):               口頭での警告

Tussle選手(USG所属):                         口頭での警告

 

同日、GameSparkにて記事掲載

『LoL』PENTAGRAMにペナルティ、Dara、Tussle選手に警告を付与―在留カードを提出させた問題で | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

当初はPENTAGRAM及びDara選手、Tussle選手からの直接的な言及がなかったため、コミュニティは比較的穏便な反応が多く、PGM側に同情的な意見も多かった。

 

2018年2月6日

当紙にて同事件に関する記事を掲載。

LJLにおけるPENTAGRAM(PGM)の外国人選手に対する問題行為について - ゲーマー日日新聞

 

国内最大手のesportsコミュニティの個人サイトNegitakuにて記事が掲載。

プロチーム『PENTAGRAM』関係者が移籍した外国人選手の活動を妨害、『LJL 2018 Spring Split』で計5ゲーム没収を含むペナルティ処分に | Negitaku.org esports

 

2018年2月7日

PENTAGRAM側のお詫びが掲載。

「今回の事案につきましては、お互いの齟齬がもたらしたものと感じております。」という書き出しから、「中村、藤田両名の名誉回復のためにも最善を尽くし」という内容で、あくまで自分たちの責任はアクシデントの範囲に留まるという姿勢から、SNSでは一気に批判的な意見が噴出する。

また、文末に「※上記内容につきましては、ライアットゲームズ様の許可を得てリリースさせて頂いております。」と記述したことから、本来中立であるべきRIOT GAMESがPGMを擁護している上に、自分たちの見解も矛盾しているのではないか、という疑問も出る。

LJL参加チームおよび関係者に対するペナルティーについてのお詫び | NEWS | PENTAGRAM(ペンタグラム)

 

これにつき、Dara選手が反論。

 y'sの名前や住所使うわないってちゃんと言った。それでも在留カードは返してくれなかった。一時的に預かったじゃない。これはRPGのモノ、置いていかないとお前は帰るダメ!!って言われた。

 

同日、Tussle選手の新たな加入先であるUnsold Stuff Gamingがこの事件につき言及とお詫び。

Tussle選手への警告処分と出場資格につきまして / Unsold Stuff Gaming

「実際にこの件によって、出国の際に空港にて在留カード未所持として正式な手続きをすることができなかったため、検査と厳しい警告を受け、さらに本来必要のなかった数日間の韓国滞在によってチームへの合流が遅れた等、様々な弊害が発生し……」

と、PGMによる在留カードのトラブルにより、Tussle選手を受け入れたUSG側の被害が明らかになる。

 

普段、高い実力がありながら温厚な選手と考えられていたDara選手が、日本語で明確にPGM側の主張を否定する流れにコミュニティは騒然。

特にPGM側の主張が極めて自己保身的に映る上に、そもそも一般社会における謝罪文からかけ離れたものであったこともあり、一気にPGMへ懐疑的な意見が集中する。

 

2018年2月9日

2018 LJL Spring Splitが開幕。この時点でTussle選手はUnsold Stuff Gaming、Dara選手はBurning Core(2部)に所属。

 

Dara選手の新たな加入先であるBurning Coreがこの事件につき言及とお詫び。

Dara選手の警告処分及び一連のトラブルについて | Burning Core

しかしながら、上記の「新チーム」に該当するバーニングコアの関係者からDara選手に対してチャットアプリを通じて送信した文章が日本語で記載されていたことを踏まえますと、y’s agency株式会社取締役である中村洋樹氏(RIOT GAMES様より、LJLおよびLJL CSへの出場停止(リーグ開催期間3ヶ月間)の処分が科されております)にて「内容がよく理解できず」という事態は、通常は起こりえないと考えております。

と、明確にPENTAGRAMの新たな見解について否定した。

 

以降、両チームが「LJL 2018 Spring Split」及び「LJL 2018 Spring Split Promotion」の開幕により、恐らく試合に集中するため、この件に関する議論は当事者そしてコミュニティにおいても一気に沈静化する。

 

2018年3月31日

2018 LJL Spring Splitが閉幕。PENTAGRAMが優勝し、USGは3位、Burning Coreは1部昇格という結果に。

 

Dara選手の引退発表

2018年5月3日

Spring PromotionにおいてDara選手の所属するBurning Coreが見事昇格が決定して約1ヶ月後、Burning CoreがDara選手の引退を発表する。

Dara選手、引退。 | Burning Core

彼は恐怖と葛藤を抱えて苦しみ、チーム”Burning Core”としては可能な限りのケアをつとめましたが、その見えない傷は大きく、
「大好きになったチームに個人的な理由で迷惑をかけたくない」として、LJLCS 2018 Spring Split Promotionの試合を最後に引退し、Dara選手は韓国へ帰ることとなりました。

 

同じくして、Dara氏は「”LJL”に失望したから」という理由で選手引退をTwitter上で表明。PGMに植え付けられたトラウマによって選手生命が絶たれたこと、PGMが脅迫めいた行動と虚偽の主張をしていること、ファンへの感謝を述べた。

 

「私はプロを引退します。理由はLJLに失望しました。1部でRPGの人と会うのは心がどうしても無理でした。RPGを考えたら怖い記憶が戻って頭が痛い、薬が必要。ゲロでプレイが出来ない。心が壊れてしまった。私は韓国に帰ります。」

 

「在留カードを渡さないと韓国に帰さないって言われて、私はそうするしかなかった。外に出ようとしたら追いかけてくる。大きな怒った声でプレッシャーを私にあげる外国で一人の私に力はなかった。本当に怖かった。」

 

「RPGの公式メッセージは、自分がしたこと一個も認めてない。「在留カードはRPGのもの。置いていかないと韓国帰さない」これを預かっただけって言う。ごめんの気持ちを期待した自分が馬鹿と思ったし、悲しいだった。そういうことをして、ペナルティ3ヶ月の世界にも、もういたくない」

 

「ファンさんたち、俺にいつも力あげて感謝します。ファンさんたちがなかったら、もっとはやく引退してたと思います。まっててくれたのにごめん。いままでありがとうございます。」

 

「BCは俺に機会をくれてありがとうございます。メンバーには本当にごめんね。皆の成長みる楽しかった。皆とごはんもあそぶも楽しかった。皆の心が凄く暖かいだった。ありがとまたね。」

 

同日、当紙のJ1N1がnoteにて主張。

LJL最悪の日 Dara選手引退について|J1N1|note

 

3ヶ月後に再び議論が再燃し、更にDara選手というLJLにおいて最も貢献した選手の1人が引退することを受けて、かつてない規模にLJLコミュニティはヒートアップ。SNSを中心にRIOT及びPGMによる説明責任を求める声が急増する。

同日開催されたMSIに参加するPENTAGRAMにも批判的な意見が殺到し、Twitch及び配信サイトは混迷を極める。

 

2018年5月4日

Negitakuにおいて同発表が掲載。

LoL日本プロリーグで4度の王者となった韓国・Dara選手が引退を発表、元所属チームの妨害行為による精神的苦痛でプレー継続が困難に | Negitaku.org esports

Dara選手は2015年からLJLでプレーしており、下記のとおり4つの大会を制覇、LJLの発展に貢献しました。

Dara選手LJL優勝歴

  • 2015 Season 2 – Ozone Rampage (A M U S E 4, Doad, tei, Meron, Dara)
  • 2016 Summer – RAMPAGE (Paz, Tussle, Roki, Meron, Dara)
  • 2017 Spring – RAMPAGE (Evi, Tussle, Ramune, YutoriMoyasi, Dara)
  • 2017 Summer – RAMPAGE (Evi, Tussle, Ramune, YutoriMoyasi, Dara)

 

GameSparkが同発表が掲載。及び、この記事はyahooニュースにも掲載される。

『リーグ・オブ・レジェンド』日本リーグの韓国人プロ選手Daraが引退を表明―背景に在留カード巡るトラブル | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

海外から参戦するe-Sportsプレイヤーや、選手たちのファンの心に大きな傷跡を残してしまった今回の事件。今後同様の事態が2度と発生しないことを含めて、より健全なシーンが築かれることを願うばかりでしょう。

 

Kotakuが同発表を掲載。タイトルは「Korean League of Legends Player Retiring After Traumatic Time In Japan(LJL韓国人プレイヤーが日本におけるトラウマ的な時間により引退)」

https://kotaku.com/korean-league-of-legends-player-retiring-after-traumati-1825769778?utm_medium=Socialflow&utm_campaign=Socialflow_Kotaku_Twitter&utm_source=Kotaku_Twitter

 

RedditのLeague of Legendsサブレディットにスレッドが立つ。当時上位の勢いを記録し、国外からも一気に注目が集まる。

Japan LoL Player "Dara" Retires from, blames Old Team Rampage (Now known as Pentagram) : leagueoflegends

 

日本国内においてもLeague of Legendsの公式フォーラムに、Dara選手の心配とPGMへの懸念が寄せられる。

「LJLに貢献してきた韓国人選手Dara選手が引退を発表」

https://boards.jp.leagueoflegends.com/ja-jp/c/community-event/3mfq7vuQ-ljlsczidaraoao

 

EvernoteにLJLの責任を問う記事が掲載。

LJL、そのesportsの責任。

 

LJL2部における実況を担当するkatsudion氏がTwitter上で発言。

 

LJLにおける解説を担当するrevol氏がTwitter上で発言。

 

2018年5月5日

tokyoesportsを運営し、ALIENWARE ZONEにも寄稿するなぞべーむ氏がnoteで見解を発表。

沈黙は金ではない――Dara選手引退に際してライアットゲームズとLJL関係者に望むこと|なぞべーむ|note

LJLがDara選手に「心が壊れた」「薬が必要」とまで言わせてしまった。僕はそのことがひたすらに辛い。なぜなら、僕がLJLファンであると同時に、2014年にLJLを作った1人でもあるからです。自分が設立と運営に携わったLJLが、多大な貢献をしてくれた1人の選手の心を壊した、少なくともその一端に責任を負っている。それが本当に心苦しい。

 

LJL放送において通訳等を担当するスイニャン氏がTwitter上で発言。

 

米Dot Esports誌が事件について掲載。

After a "truly frightening" two years on PENTAGRAM, Korean player Dara is retiring | Dot Esports

 

韓国FOMOS誌が事件について掲載。

http://www.fomos.kr/esports/news_view?lurl=%2Fesports%2Fnews_list%3Fnews_cate_id%3D1&entry_id=57662

 

台湾yahooが事件について掲載。Dara選手の喪失と共にファンコミュニティに怒りが満ちており、当初MSIに参加していたPENTAGRAMは応援されていないとまで言及。

壓榨選手醜聞不斷,日本 MSI 代表隊連自己人都不挺:「日本之恥」

來自日本 LJL 的 Pentagram 於昨日(5/4)出賽時,Twitch 日文台不斷浮現「日本之恥」、「趕快輸一輸吧」、 「Kabum(對手)加油,為 Dara 報仇」等噓聲。而 Pentagram 也以難堪地三連敗結束第一輪的賽程。

 

台湾ETtoday誌が事件について掲載。

日本電競爆醜聞 《英雄聯盟》韓籍選手遭苛刻對待宣布退休 | ETtoday遊戲雲 | ETtoday新聞雲

因此像是Dara早期就加入LJL的韓籍選手帶來的經驗,其實幫助整個聯盟的成長很多,像是Dara在粉絲間的綽號就叫「媽媽」,足見其影響力。但如今卻反遭這樣的對待,被日本網友稱為是「卑劣的人權侵害行為」、「LJL最糟糕的一天」。

 

個人ブログありのすくつにて、解説を含めた記事掲載。

LoL 界隈に明るくないので『LJL 最悪の日Dara 選手の引退』での登場人物やチームを整理してみた – アリのすくつ

 

2018年5月6日

LJL放送における実況を担当するeyes氏がTwitter上で発言。

 

RIOT GAMESの第二次発表

2018年5月7日

LJL公式、RIOT GAMESが再度事件について言及。「Dara選手の引退を真摯に受け止めて、コンプライアンス徹底と第三者窓口を用意する」と説明するが、それらの明文化等の確約は一切なかった。

LJL全所属チームへのコンプライアンスの徹底について - League of Legends Japan League

また、PGMの謝罪文における「許可」は発行自体であって内容ではないとして、PGMはRIOT GAMESによる掲載許可について、外部に虚偽の主張を行ったことを暗に認めた。(PGMは「内容について」許可を得たと2月時点で主張)

 

2018年5月8日

たむら氏の個人ブログより、チーム側が苦労して取得した在留カードと実力に富んだDara選手に拘った理由について解説される。一方で選手が「(ペナルティを)正直気にしていない」という発言について懐疑的な意見も提示される。

【LJL】Dara選手引退騒動も、PGM選手「正直気にしていない」 - たむら.com

今回はそれが”安い給料で働かせる”目的から”他チームへの移籍防止に使われた”ということです。

 

2018年5月14日

RIOT GAMESの発表を受けてBurning Coreがコンプライアンスの遵守と、Dara選手を可能な限り説得及びケアした上でも結果的な解決にならなかったと悔しさを述べている。

【宣誓】BCは、コンプライアンスを遵守します。 | Burning Core

Daraのチーム移籍の際に在留カードに関する問題が発覚し、最初の相談を受けた際、警察へ届け出ることをチーム”Burning Core”として進言しましたが、Dara自身が「今までずっと一緒に戦ってきた(今回の問題に)関係のないチームメイトと、ファンに迷惑を掛けたくない」という一心から、Daraはこの問題を、自身と元チームの問題として処理しようとひたすら努力しておりました。
しかし、結果的に傷は一段と深くなり、本人の意思を尊重することが必ずしも選手を守ることに繋がらないという結果になってしまいました。

 

INVENによる取材

2018年5月17日

Dara選手が『LoL』最大規模コミュニティのINVENのインタビューを受け、在留カード以外のトラブルに関しても言及する。この記事はINVENの一面トップを飾り(Fakerのインタビューより上)、LJLとPENTAGRAMの名は世界中に知られることに。

일본 e스포츠의 '엄마'로 기억된 한국인, '다라' 전정훈의 마지막 이야기 | LOL 인벤

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2018年5月21日

ITmedia運営の国内有数のネットメディアねとらぼにより、Dara選手のインタビュー及び事件調査の記事が刊行。チームによる脅迫めいた発言、給与未払い、hafu氏らマネージャーによる悪質な素行、在留カード以外のトラブル、またチームに依存したRiot Gamesの姿勢や、その後PGMの選手さえもが不用意な発言を何度もしたこと等が、ついに日本語で告発される。

尚、同記事は11000ツイート740ブックマークを越える規模に拡散される。

「在留カード渡さないと帰さない」 日本eスポーツ史上に残る“最悪”の汚点、「League of Legends」国内リーグで何が起こったか (1/4) - ねとらぼ

Dara選手:

安全や立場を守ってくれる期待がLJLにはないから日本で今の自分を守る手段は沈黙しかないのです。悪いって分かってるのにライアットゲームズが悪いチームを守るかぎりLJLは良くなりません。このままだったらまた私と同じ選手が出ると思います。

 

2018年5月25日

昨日Dara選手へのインタビューを敢行したINVENより見解が発表。PENTAGRAM及びRIOT GAMES JAPAN、そして日本のesports関係者全員を厳しく糾弾する内容だった。ファンの声として当紙のJ1N1の記事が引用される。

'다라' 전정훈의 은퇴에 대한 소회 - 일본 e스포츠의 발전을 위해

日本は言うまでもないことのない先進国である。 しかし、eスポーツだけは先進国という表現を付けるのは難しい。 すでに全世界の人のお祭りになったeスポーツで、このような不快な事件をうやむやに渡すのは、日本の大きな汚点として残るだろう。 もし日本がeスポーツ市場で他の国々と肩を並べたい場合は、病気の部分を覆う代わりに、積極的に治療して予防することができなければならない。(google翻訳)

 

2018年5月30日

Dara選手の引退から27日後、PENTAGRAMにより見解発表。あくまで2月から主張を一切曲げず、また17日のインタビューで明らかになった様々な失態についてもコメントせず。今回はRIOTの許可は得られなかったようだ。

Dara選手の引退及び当チームのコンプライアンスの徹底について | NEWS | PENTAGRAM(ペンタグラム)

また、一部報道機関により、Dara選手から在留カードを預かる際に、当チーム関係者が同選手に圧力をかけた旨の報道等がなされておりますが、そのような事実はございません。

(いや、一部報道機関でなくて、あなたのところの元選手がそう言ってるんですよ)

 

2018年6月1日

PENTAGRAMの被害者であり、USGの現役選手として沈黙を貫いていたTussle選手が遂に口を開く。Daraの発言はTwitterからインタビューまで全て嘘でないと証言。

 

INVEN Globalにおいて、明確に「盗む(Stealing)」という単語を用いて、PGMの一連の行為が掲載される。

Pentagram Speaks Up on ‘Stealing’ Dara’s Foreigner Residence Card - Inven Global

 

2018年6月3日

Dara選手が追加で証言

 

2018年1月15日~16日 Russian(中村氏)は最初RIOTから「Daraに在留カード返しなさい」の連絡貰った時「在留カードはRPGに返す決まりになっている」ってRIOTの人に取った理由を喋りました。RIOTの人からそんな決まりがあったの?って聞かれたから契約書を見せました。

これは私が12月7日に言われた「在留カードはRPGのもの!!」と同じです。 それをRussianはRiotにも言いました

 

2018年2月6日 hAFuさんから直接私に来たラインは「RJと7thのトラブルがあったからそれが怖かった」で在留カードを取った理由が変わっていました。 しかし、RJと7thの問題が私の在留カードと何の関係があるかわかりません。

 

2018年2月7日 「入国管理局に確認する間、預かった」 在留カードを取った理由がまたチェンジしていました。これが本当だったら次の日に確認できた後すぐ連絡したり返さなかった理由がわかりません。(12月7日~1月24日)  *PGM公式サイト

 

2018年5月30日 「代わりに在留カードを返すために預かった」 在留カードを取った理由がもっとチェンジしてました。 本当に代わりに返すつもりなら1か月以上RPGが私の在留カードを持って行った理由がわかりません。 *PGM公式サイト

 

みんなは3番目と4番目しか知らなかったと思うけど、今までRPGは在留カードを取った理由を違う内容で4個も言いました。 1~4番目、全部矛盾とか理解ができない理由です。

いつもRPGの誰が嘘を考えて使うかわかりませんけど、私は今まで1回も嘘を使っていないってずっと言っています。 しかしRPGのほうは自分で自分の嘘をバラすことを何回もずっと続けています。 これをおかしいと言うことができないLJLはもっとおかしいと思います。

 

以上が、自分の追っている限り事件のあらましだ。今後何かしら追加で重大な情報が入れば追記ないし修正する予定。心当たりのある方は直接TwitterにDMかメールを送っていただけると大変助かる。

結論から言うと、2月に人権を軽んじる事件が起き、その苦痛でDara選手が引退を決意し、INVENやねとらぼを始めとしたメディアの報道を受けたにも関わらず、2018年6月現在においてPGMは両選手に直接謝罪せず、またLJLは口約束以外で規約等を改善することは一切なかった。

 

結局、何故このような事件が起きたのか、責任者は誰だったのか、そういったことは数ヶ月の謹慎と共に洗いざらい流され、今も当事者である中村氏や藤田氏はPGMで活動している。

少なくともDara選手の引退によるファンの失望、怒り、悲しみは計り知れないものがあり、また国際的な批判的報道によりこの国のリーグの信頼は地に落ちたと言って良い。

今後、LJLやPGMがどう成長していくのかは定かでないが、くれぐれも同じことを繰り返さない事を祈る他ない。

少なくとも、筆者にとってこの事件は日本のesports史において未曾有の問題であり、二度と風化させてはならないと思う。

 

日本は言うまでもないことのない先進国である。 しかし、eスポーツだけは先進国という表現を付けるのは難しい。 すでに全世界の人のお祭りになったeスポーツで、このような不快な事件をうやむやに渡すのは、日本の大きな汚点として残るだろう。 もし日本がeスポーツ市場で他の国々と肩を並べたい場合は、病気の部分を覆う代わりに、積極的に治療して予防することができなければならない。

원문보기:
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