ゲーマー日日新聞

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如何にして孔明マーリンがFGOを破壊したのか その原因と展望を考える

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追記:これはくどい書き出しが悪かったと思うが、孔明マーリンが悪いから弱体化しようというより、「改善案」に書いた「もっと魅力的なサポート系サーヴァントを出してくれ」というのが本旨である。

なので「孔明サーヴァントがつえーのは知ってるよ」って人は、目次から改善案4まで飛んで欲しい。

 

『Fate/Grand Order』、押しも押されもせぬ日本のソーシャルゲームである。

以前、私はPolygon誌も指摘したように、本作のガチャのシステムを批判した事がある。

とは言え、そのガチャさえ除けば、FGOは愛すべきサーヴァントに囲まれ、熱いシナリオが読める、良いゲームだ。初期の欠点のあれこれも、スタッフの長期に渡るケア(そして、無数のマスターによるリンゴカードによって)かなり改善された。

が、本作を楽しいゲームと評する上で、絶対に解決すべき課題がある。それが「マーリン」と「孔明」、FGO最強と名高いサーヴァントたちである。

 

 

孔明マーリンって何?

既プレイの人には周知の事だろうが、あまり詳しくない方に向けて、「孔明」「マーリン」とは何者か、そこから説明しよう。

 

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まず孔明、正式には諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕とは、『FGO』初期から存在していたキャスターの☆5、つまり最高レアのサーヴァントである。

ゲーム内の性能は極めてシンプルなサポートに特化している。スキル3つ全てが自他を強化するもので、宝具も攻撃でなくデバフ専用。Artsカードは宝具含めて4枚持っており、逆にステータスもカードも攻撃向きではない。

 

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次にマーリンとは、2016年12月に実装された☆5のキャスターで、作中ではかのアーサー王伝説としての伝承のみならず、様々な場面で主人公を救い、抜群の存在感を放つ。

ゲーム内の性能は、孔明同様ほぼサポートに特化している。自他を強化するスキル及び宝具、4枚のArtsカードとタフネス寄りのステータス、そして攻撃性能をほぼ持たない。

 

ここまでは、一見ありふれたサポーター的なキャラクターと思われるかもしれないが、問題はそのスキルである。

これ、本来1人のサーヴァントに与えられる数値の、更に数段上の性能なのだ。それは数値から一目瞭然である。

こちらが孔明

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そしてこれがマーリン

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(画像はFate/Grand Order @wiki 【FGO】の諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕 - Fate/Grand Order @wiki 【FGO】 - アットウィキマーリン - Fate/Grand Order @wiki 【FGO】 - アットウィキより)

 

正しくスペックの塊であり、本来一人のサーヴァントの宝具に相当する性能が、彼らのスキル1つ1つに備わっている。

故に、孔明にせよマーリンにせよ、その性能には多くのマスターが少なからず依存しており、各攻略サイトの「サーヴァント性能ランキング」では「彼ら2人が首位である」ことだけは完全に一致、キャスターのフレンド欄も8割型この2人、動画やSNSで見るフレンドの構成もこの2人入りという始末である。

要するに、コイツは遊戯王で言う「強欲な壺」、MTGで言う「Library of Alexandria」*1、ビデオゲームで言うならDQ8の「ふしぎなタンバリン」魔界塔士Sa・Gaの「チェーンソー」みたいな存在である。因みにオケアノスのキャスターはかわいさだけなら強欲の壺ぐらい強い。

 

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公式ネタになるぐらいには強い

 

だが、バランスブレイカーであるというだけで、問題と言えるのだろうか。

このゲームは対人ゲームではない。少なくとも、一方的に性能で押し切られて不快な思いをするプレイヤーはおらず、まして現金を支払ってガチャを回すのだから、最高レアのサーヴァントが強いのは道理と言えるかもしれない。

それでも私は、ハッキリと言おう。マーリンと孔明は、間違いなく『FGO』というゲームをダメにしているのだと。それは単に強いからだけではないのだ。

 

孔明マーリンがゲームを潰す5つの根拠

では具体的に、ただ孔明マーリンが「ただ強いから」以外に、この『FGO』というゲームの価値を毀損しているか、具体的な根拠を5つ挙げようと思う。

 

根拠1:万能すぎて構成が意味をなさない

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このゲームは元々、1パーティ6人からなる構成を考えて戦うゲームだ。

単純に、アタッカーとサポートを組み合わせるとか、タンク系のサーヴァントを入れるとか、構成を考える過程は結構楽しい。周回においては火力特化、高難易度においてはバランス良くといった、目的に応じてパーティを個別に組むのは、さながらストラテジーゲームのようである。

 

が、それも孔明マーリンが存在しない世界線のFGOの話だ。

孔明とマーリンは、純粋にスキルの出力が高いという他に、たった一人で何でもやってしまうので、「誰と組み合わせれば強い」「誰に対しては強い」といったシナジーや相性を、殆ど考えなくて済んでしまう。

孔明であれば、たった一人で計90NP配布攻撃強化防御強化クリ強化、宝具で4種のデバフ、3枚+宝具のArtsカードによるチェインからカード性能まで悪くない。

マーリンであれば、計60NP配布攻撃強化バスター強化無敵付与スター発生率アップクリ強化体力増加、宝具でリジェネNP回復スター供給を行い、更に3枚のアーツカード+宝具でArtsチェインが可能。

まるで、和洋中のフルコースである。彼らは「尖っている」から強いのでなく、「何でも出来る」から強いのだ。攻撃、防御、回復、デバフ、NPチャージ、サポートに求められる仕事を、彼らはほぼ何でも出来てしまう。*2

 

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ぶっちゃけ手前の4人さえこれなら、後は何でもよろしい

戦略とは、本来長所を伸ばし、短所を補う事である。それらを理解した上で、どんな場所に、どんな用途で、どんな構成で使うか考えることに「戦略的な面白さ」が生まれる。

確かに孔明マーリンはサポートなので、自身は攻撃が出来ない。だが、本当に役割はそれだけなのだ。どんな敵、どんな味方、高難易度、周回、全てのクエストには高確率で孔明とマーリンが最適解となり、どんなアタッカーサーヴァントも、彼らのおまけに過ぎない。

これはFGOの持つ編成を練る面白さを、大きくスポイルしてるのではなかろうか。

 

根拠2:強い上に簡単過ぎる

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正直言うと、FGOはスマホゲーという事を差っ引いても、プレイヤーに技量も学習も求めない簡単なゲームである。

だがそれでも、高難易度のボス戦ともなれば、編成や戦闘にも戦略面はある。特に、本作におけるサーヴァントのスキルや宝具は、その強弱を問わず使うべきタイミングが存在する。

例えば、回避等の防御向けスキルは敵の宝具の前に使うとか、スター集中・強化スキルは先に誰かにスターを集めてから使うとか、特攻スキルはその特攻対象となる敵に合わせて発動するといった程度等が考えられる。

 

が、これも孔明マーリンは例外である。この2人のサーヴァント、FGOの中でも特に簡単かつ頭を使わないサーヴァントなのである。

理由はそのスキルにある。孔明の場合、スキル1~3まで効果は3ターン続き、しかも最短5~6ターンで再使用可能になる。そしてスキル使用時に付与されるNPはずっと残り続ける。これが意味するところがおわかりだろうか。

要するに「使い得」スキルなのだ。再使用になる度にNPが蓄積し続ける以上、早く使用して回転率を上げた方が良く、ゲーム開幕にスキル全押しが最適解となる。しかもスキルが切れて再使用までの「隙」は最短2~3ターンなので、リスクもない。

マーリンも孔明程でないにせよ同様だ。こちらのスキルや宝具も使えば使うだけ得だし、誰かと組み合わせたり、状況を見て使うのはスキル2の無敵程度。これすら敵の宝具に合わせて使うだけで良いのだ。

 

この上、後述するサポートシステムを併用した「W孔明」「Wマーリン」システムを使えば、最早戦略などあったものではない。とりあえずスキル全部押しとけば大体正解である。

孔明は「軍師」、マーリンは「夢魔」と、本来聖杯戦争でサーヴァントとして扱うには、マスターがかなり頭の使いそうな設定だと思うが、やってることはルンバに命令するより簡単である。

 

根拠3:「サポートシステム」による更なる悪用

孔明マーリンの問題を悪化させているのは、本来同じサーヴァントを2人以上パーティに入れられないはずが、フレンドから借りられる「サポート枠」は例外で、更に同名サーヴァントのスキルは重複するという謎仕様も原因の一つである。

これを悪用利用したのが、かの「Wマーリン」「W孔明」だ。「W孔明」ではNPを1ターンで100チャージすることが出来、「Wマーリン」では火力の相乗効果で、一発の宝具でボスを沈められる。一度この強みを知ると、まともに編成を練るのがバカバカしくなるだろう。

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君FGO上手いねぇ

 

根拠4:他サーヴァントとの競合

そして、こうした諸々の事情が重なると、当然ながら他のサーヴァントとの競合が発生する。

更に、このゲームは1パーティに6人分しか枠がない。先程の「W孔明」「Wマーリン」を採用すれば、6人中3人がいつも同じ顔ということもある。その残り3人の枠を、残る200人近いサーヴァントが争い合う。その結果、哀れにも「産廃」の烙印を押されたサーヴァントも少なくない。

そしてこれは、以前私が批判したガチャにも悪影響を及ぼす。孔明マーリンありきのゲームなために、その恩恵を受けられないサーヴァントは「弱い」とされ、引き当てた時にガッカリしてしまう。ただでさえ搾取的で邪悪なガチャにも関わらず、そこにハズレが増えるのである。

 

根拠5:そもそも孔明マーリンが前提としか言い様のない周回の面倒臭さ

無論、このゲームはそもそもキャラゲーなのだから、好きなサーヴァントを愛でれば良かろう。

だが少なくとも、運営側の考えはそうではない。「簡単にクリアされたら悔しい」という根性をバチバチに見せており、年々高難易度はともかく周回の難易度は上昇し、特に昨年のクリスマスは孔明マーリンなくしては「苦行」としか言い様のない難易度であった。

大手攻略サイトの類がこぞって「最強サーヴァントランキング」を掲載し、SNSや掲示板で性能を議論するのは、単にプレイヤーが性能しか見てないからではない。性能を見なくてはやってられないゲームだからである。

そもそも、色々なサーヴァントを愛するために育成しようと思えば、バカみたいな量の素材とQPを要求され、その結果益々孔明マーリンを使って周回マラソンをしなければならないのは、皮肉でしかない。

 

根拠1~5まとめ

孔明マーリンはただ強いというだけでなく、万能すぎる性能のために編成での多様性をスポイルし、簡単すぎる仕様のためにバトルでの戦略をスポイルしている。

そしてその著しい性能はサポートシステムとの併用で更に悪化し、他のサーヴァントに対して一方的な格差が存在するために、ガチャでせっかく入手した高レアのサーヴァントの価値が相対的に下がってしまう。

 

ではどうすればよいのか?

で、ここまでケチを付けた上で、やはり孔明マーリンはFGOというゲームにとって現状、甚だしい課題と見るのが適切だと私は考えている。

では具体的にどうすれば良いのか、その対策を考えてみよう。

 

改善案1:性能を弱体化する→無理

一番わかりやすい、というか誰もが想像付くであろう対策は、孔明とマーリンの性能を下げること、つまりnerfを加えることである。

だが、結論から言ってこれは不可能である。現金を使ったガチャで得たサーヴァントの性能を下げる事は、凄まじい批判が想定されるので、まず運営側が実行できないと考えられる。

 

ただ、仮に弱体化を行うのであれば、サーヴァントの特性や個性を損なわない形で、かつ先述した問題点を解決する形が望ましい。

万能さの問題であれば、まず防御性能を削って攻撃性能を向上するとか。また簡単すぎる点の問題は、スキルのCTを最低でも10~12程度に増やす、カード性能を減らしてスキルに特化させる、等の修正が良いのではなかろうか。

 

改善案2:孔明マーリンへの対策エネミーを用意する→微妙

次点で考えられる対策として、孔明マーリンをピンポイントで潰せるような敵や仕掛けを用意することで、強引に他のサーヴァントを使わせるという手段がある。

これは既にFGO内にも実装されており、まず「ゲージシステム」は概ね「Wマーリン」でのバカ盛りしたバフで一撃必殺されないための対策だった。また最近では、イベント「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」において使用したサーヴァントが一定時間使用不能になるので、孔明マーリンを酷使できなくなった。

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だがゲージシステムにせよ百重塔にせよ、別に孔明マーリンへのピンポイント対策ではなく、他のサーヴァントもまとめて対策されてしまうため、これらが良いと言えない。

孔明マーリン対策で難易度を上げた結果、他のサーヴァントがますます使いにくくなり、むしろ前以上に孔明マーリンを使わざるを得なくなるという、訳のわからない現象まで起きている。

少なくとも、孔明マーリンが突出しているのが問題なのだから、彼らをピンポイントでメタるべきである。具体的には、ボスが1ターン目はスキル1、2ターン目はスキル2と、1つずつスキルを封印するスキルを使わせる事も考えられるが、それでもやはり、特定の対策にはならない。

 

改善案3:サポートと同じサーヴァントを編成させないようにする→理想

とりあえず、サポートを含めて「1パーティに同名サーヴァントは1人まで」を徹底した方がよろしい。正直W孔明もWマーリンも最初は面白いが、2~3回したら本当にただの作業にしかならない。 ついでに同じ顔のオッサンが並ぶ絵面もかなり不気味。

最低でも、同名スキルの効果重複だけは規制した方が良いと思われる。むしろこれ、なんで仕様扱いになってるのか。

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改善案4:他にも魅力的なサポートサーヴァントを実装する→これだ

ということで、現実的な解決策は孔明マーリンに並びうるサポートサーヴァントを実装する事であろう。これなら運営の懐も温まり、塩川も肉料理を食べられ、廃課金マスターたちも喜んでガチャを回せると、正しくwin-winの対策である。

というより、今まで孔明マーリンばかり問題点を並べたが、他にまともなサポートサーヴァントが少なすぎるのも大きな問題である。逆にアタッカーは飽和気味なのだが。

では実際、孔明マーリン程にゲームを壊さずとも、同程度に魅力的なサーヴァントとは一体どのようなものだろうか?実は孔明マーリンを除けば、FGOにも優れたサポートサーヴァントは多数存在する。

 

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(我が貧乏カルデアには骨がないんや・・・)

例えば、個人的に良い調整だなと思うのが玉藻の前。彼女もサポート系サーヴァントだが、高性能ながら孔明マーリン程壊れているとも聞かない。それは何故か。

まず玉藻は一見して孔明に並ぶ程に汎用性の高いサーヴァントである。火力、防御、デバフ、NPチャージ、回復全て一通りこなす。

しかし、主な火力補助であるスキル3は誰か1人にしか使えず、防御力を向上するスキル2は自分にしか使えない。そしてこれが一番痛いのだが、宝具でNPチャージを行うので、孔明マーリンと異なり「火力バフ→NPチャージで即宝具発動」が出来ない。最低でも1ターンのラグが生まれるのだ。

また、スキル3はArts強化なので、当然BusterやQuickアタッカーには使えない。必然的に玉藻構成は所謂アーツパになる。これで編成もそれなりに変化が生まれる。

 

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(スキル石もないんや・・・真面目な話S1は結構強いので育てるべし。)

また、押しも押されもしないメイン盾ジャンヌ・ダルク。

宝具で味方全員をゴリラのように硬くし、自身もルーラークラスの補正と相性でゴリラのように殴り、更にゴリラのようなステータス(HP16500)に恵まれたゴリラであるが、何せゴリラなのでスキルがどれも微妙という欠点を抱えている。中々に面白いサーヴァント。

 

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ネロ・クラウディウス(ブライド)も好例だ。彼女は「NP獲得量」「攻撃」「回復」3種をバランス良く強化出来るサポート寄りのサーヴァントだが、全て1人しか強化出来なず、その代わり、嫁ネロは自身も恵まれたステータスから単体宝具を持っており、それならスキルを全て自分に使うという選択肢も考えられる。

これはプレイヤーの構成や相手の行動によって柔軟に決める必要があり、強力だがそれなりに頭を使うサーヴァントと言えるだろう。また「嫁」という設定から、スキルが全て1人しか使えない献身ぶりも、サーヴァントの個性を引き立たせている。更に声が丹下桜なのでスキルを使う度に若干幸せになる。

 

また長くなるので詳細は省くが、☆4ながらパールヴァティーやBB、柳生但馬守宗矩は高い性能を誇りながらも、使っていて楽しいサポート系サーヴァントと私は感じた。あとオケアノスのキャスターはデバフをかけれなくもないので良いと思う。

ともかく、総じて「良いサーヴァント」とは、他のサーヴァントとのシナジーがあり、また運用にも何かしら戦略性が問われ、長所だけでなく明確な欠点や弱点を持つサーヴァントである。

加えて先述した通り、母数からしてFGOではエンチャント、タンク、デバフ等をこなすサポートサーヴァントが少ない。火力重視のサーヴァントを増やすのも良いが、こうしたサポート系のサーヴァントも増やし、孔明マーリンへの対抗馬を用意すれば、編成や戦略面の面白さも増すだろう。

実際、インフレ抑制しようとするFGOの姿勢自体は、私は気に入っている。だが、肝心の孔明とマーリンが手に入らないのでは、それも空虚だ。

そんな訳で、今後実装されるであろうキャスタースカサハには結構期待している。

 

改善案1~4まとめ

弱体化は現実的でないので、まずサポートを含めて同名サーヴァントは1人までというルールを徹底しつつ、孔明マーリン対策となるシステムやエネミーを用意。

何よりも、今後実装する高レアサーヴァントはアタッカーのみならず、エンチャント、デバフ、タンクといったサポート系サーヴァントをもっと増やすべし。

 

結論

ここまでの問題点と対策をまとめてみよう。

まず、孔明マーリンが問題となるのは、その性能の高さだけでなく、汎用性の高さ故に編成の幅が減り、使用難度の低さ故に戦闘が作業と化し、またそこにサポートシステムを使ったスキル重複が加わることで、根本的にFGOのゲーム性が揺らいでいること、そして他サーヴァントの価値が相対的に減ることである。

その対策としては、ユーザーの負担を強いる弱体化や難易度向上よりも、サポートシステムの悪用を封じ、母数からして少なすぎるサポート系サーヴァントに、もっと優良なサーヴァントを増やす事が理想だと考えられる。

 

・・・何にせよ、あれほど穴だらけだったFGOが少しずつマシになってきている中、孔明マーリンは目の上の瘤とも言うべき存在だ。

だが、直接的に弱体化して終わりという問題でもない。そもそも、何故孔明とマーリンがダメだったのか考えた上で、新たに競合相手となる強力なサポート系サーヴァントを実装し、ゲームの多様性を増やしていくべきだ。

長くなって申し訳ないが、これ程の人気ゲームでありながら、明らかに「特異点」と呼べる孔明マーリンの存在を議論するサイトがあまり見当たらなかったため(孔明とマーリン、どっちが強い???みたいな記事は10回ぐらい見た)、最初から洗いざらい自分の意見を述べた。

賛否ある議題だろうが、そもそも孔明マーリンが必要とされないようなFGOこそ、ゲームとして本当に優れた作品なのだということは理解して欲しい。

 

……

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……

 

追記:ギルガメッシュはどうか

これに触れないと後で何か言われそうなので、予め指摘しておく。

ギルガメッシュはアタッカーの中で随一の性能を誇るサーヴァントだ。宝具はバフと特攻が加わればサーヴァント相手には相性を問わず使える汎用性があり、孔明マーリンに並ぶ存在とも名高い。

確かに、ギルはやや問題児であるが、孔明マーリン程ではないと考えている。まずギルは全体buster宝具のアタッカーであり、アタッカーであれば競合のサーヴァントも多数存在する。特に単騎相手で特攻次第では、他のサーヴァントにも活躍の余地は当然存在する。

また、こう言うと何だが、ギルは正直多少壊れてないとFateファンが許すまい。『Fate/EXTRA CCC』での公式チート性能は伊達ではない。それにサーヴァント特攻というのも、ギルの宝具としては相応しい設定なので違和感もない。

 

 

*1:さすがにMOX程ではない

*2:強いていうなら、サポート鯖の天敵といえる強化解除、また各種のデバフには対抗手段がない。後者にはギリシャ系魔女、具体的にはオケアノスのキャスターがオススメだぞ!!